会社は常に進化する。ブランディングの「究極の形」とは
うるる取締役の小林と申します。
この4月よりうるるに新たな部門ができました。
その名も「ブランド戦略部」。
今まではいわゆる「広報」と「採用」の機能を一つの部門で実施をしていましたが、採用機能を人事部と統合することにより、広報機能を独立し、その独立した部門名が「ブランド戦略部」となりました。
今回のnoteでは、僕が長を務めるブランド戦略部のミッションや、僕が思うブランディング活動の「究極の形」などについて書かせていただきます。
部門名について
なぜ広報部ではなく、ブランド戦略部にしたのか?
部門名については、私(サムネイル写真の黒マスクの方)と部下の山口(サムネイル写真の白いマスクの方)とで沢山議論をしました。
まず、僕たちの主なミッションはこんな感じ
・対外的な広報活動
・社内カルチャー醸成
・インナーブランディング
などなど。
これらのミッションをイメージしながら、こんな会話をしました。
「広報という言葉は一番わかりやすいけど、一方通行なイメージがあるので使いたくないよね」
「広報ではなくPR(Public Relations)だよね。でもPRだとほかの言葉との語呂がなかなか合わせずらいね」
「うるるはカルチャーを強みにしている会社だし、それを醸成するミッションを持つからこそ"カルチャー"という言葉は入れたいよね」etc
こんな会話をしながら、互いに部署名案を出し合ってみました。
↓↓↓それが、これら↓↓↓
PR & Culture部
広報・カルチャー部
ブランド戦略部
ブランドデザイン部
ブランドマネジメント部
ブランドプランニング部
コミュニケーションデザイン部
カルチャーデザイン部
ブランド・カルチャー部
部門名を決めるって、なかなか難しいですね。
さて、僕たちのミッションを本質的に包含する言葉って何なんだろう・・?
そんな話し合いをする中で、結果的には「ブランド」という言葉がしっくりくることとなりました。
ブランディングの本質は、「他者と区別」すること。
ブランディング活動が社外に対して実施できれば、それは適切な広報やPublic Relationsとなる。
うるるのブランドが社員にも浸透していけば、それが自ずとうるるカルチャーの浸透につながる。
社外に対しても社内に対しても「ブランディング」活動が最適に実施できれば、僕たちのミッションを達成することができる。
ということで、「ブランド戦略部」という名称で着地いたしました。
ブランド戦略部のゴール
僕たちのようなミッションの部門では、定量的な目標設定が難しく、ゴール設定の言語化が難しいものです。
ここも山口と議論をし、以下二つがゴールであることで着地いたしました。
【アウターブランディング観点のゴール】
うるるの目指す方向性やカルチャーをステークホルダーが認知/理解している状態をつくり続けること
【インナーブランディング観点のゴール】
全社員がうるるの目指す方向性やカルチャーを自身の言葉で語れる状態をつくり続けること
会社は常に進化し続けます。
うるるは創業当初「在宅ワークという新たな働き方をスタンダードにする」をスローガンに掲げていましたが、数年後には「人のチカラで世界を便利に」というビジョンへと進化いたしました。更に昨今では「労働力不足を解決に導く」という新たなコミュニケーションを取り始めています。
またそれらを実現するために、常に経営戦略や事業戦略も進化を続け、それと同時に組織戦略も進化を続けます。
このように常に進化し続ける状況の中で、最新の情報と正しい文脈にて社内外とコミュニケーションを取り、そこに対する認知/理解の促進をし続ける。そして社員はそれらを"自身の言葉"で語れる状態に常にあり続けることは、"究極"であると思っています。
扇の要としての立ち位置
ブランド戦略部は、自分たちだけで動くことももちろんありますが、様々な部門と一緒に動くことが多いと考えています。
【事業部×ブランド戦略部】
まさに「事業広報/事業ブランディング」の領域です。うるるには複数の事業が存在しているのでそれぞれの事業部と並走し、事業部があるべき姿に進めるよう、ブランディングのチカラを活用して並走いたします。
例えば、こんな感じとか、
こんな感じとかです。
【人事部×ブランド戦略部】
組織を司る人事部とは、ブランド戦略部の重要ミッションである「カルチャー醸成」や「採用広報」を一緒にやっていきます。
例えば、こんな感じとか、
こんな感じとかです。
クリエイティブにもこだわっちゃいます。
尚、人事部とブランド戦略部は「People & Culture グループ」として一蓮托生にて会社のカルチャーをつくっていきます。
【財務経理部×ブランド戦略】
財務経理部とは、「株主向けのコミュニケーション」や「ビジョン実現に向けてのの戦略設計」にて並走いたします。ここについては、現在色々仕込んでいるので、皆さん楽しみにしていてください。
ということで、「うるるにブランド戦略部あり」と言われるような素晴らしいチームにしていきたいと思っています。
ブランディングのチカラで会社がどう成長していくのか。そんな事例を沢山生み出していければと思っています。
是非皆さん乞うご期待。
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