「当たり前」は個性!
こんにちは!
キャリアコンサルタントの千葉紘子です。
酷暑・猛暑がすこし落ち着いて少しホッとしております。
あのですね、これは声を大にして言いたい!
言わなきゃいけない!と思ったので、書いていることがあります。
自分ができることは人もできると思ったら大間違いです!
私も前まではそう思ってました。
「私ができるんだから、他の人だってできるよ」
でも本当にそんなことはなく、「だれでも当たり前にできること」なんてないんです。
心臓が動いていたり、呼吸をしたりといった、人が生物として元々備えている機能以外は「誰でも当たり前」はないんです。
ではここからは私の考察です。
なぜ自分ができることが人もできると思ってしまうのか?
「類は友を呼ぶ」ということわざにもあるように、自分の周りには基本的に似たような人がいませんか?
考え方、仕事に対する価値観、嬉しいポイント、笑いのツボ、感動するもの、文句を言いたくなるようなことなど、共感してくれるし、共感できる、理解してくれるし、理解もできる、基本的にそういった人が近くにいることが多いと思うのです。
同じように職場も自分が担当する業務や部署も似ています。例えば事務なら同じ事務業務をする人との交流が多くなるのは必然ですし、社内の事務はその社内のルールや方法で進むので、周りの事務の方も同じように業務にあたります。
そうなんです。
周りの人達も同じようなことをやっているので、「できて当たり前」のように思い込んでしまうんです。
なので、自分にこんな質問をしてみて欲しいのです。
それ違う人が本当にできること?
例えば、事務をやっているのであれば営業担当や広報担当など違う業務を行っている人です。アシスタントをやっていた時良く思ったのは、営業担当は営業が仕事で、意外と事務のような地道な作業が不得意な方が多いなと思ったりしました。
自分の周りだけでなく他をみると意外と「当たり前」じゃないことが見えてきます。
人間だれしも得意不得意、好きな作業嫌いな作業、向いている事向いてない事があります。
コツコツした作業が好きな人もいれば嫌いな人もいる。
老若男女問わず話すことが得意な人もいれば苦手な人もいる。
自分が得意な事、好きなこと、できることでも、それが苦手で、嫌いでできない人もいるんです。
「この資料のデータまとめておいてくれるかな? 俺こういうの苦手でさ」
と言われると、日頃からデータ整理や細々した作業をしている人には「へぇ~、全然やれるけど」みたいに思ったりします。
それがまさに自分では「当たり前」で実は「当たり前じゃない」ということだと思うのです。
もし頭に「こんなの出来て当たり前」という言葉が浮かんだら、「これができるのが私の個性!」と思って欲しいんです。
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