ヘタクソな日本語
数年前に、フランス語を少しだけ習いました。
勤務先の環境に恵まれて、講師の先生はNHKフランス語講座の講師を務めているお2人でした。
日本人とフランス人です。
フランス人の先生は非常に陽気で、日本語はペラペラです。
ペラペラだけど、ひとつひとつは実は「上手」ではないんですよね。
接続詞は抜けてるし、発音もカタコトだし。
でもペラペラなんです。すごく流暢。
とにかく明石家さんまさんのようにおもしろいことを喋り続けて、笑いを取るんです。
わたしも、「別に上手じゃなくも良いから、迷いなく間違った文法や接続詞でもペラペラ喋れるようになりたいなぁ。そうしたらもう怖いものなしだな」と思っていつもジョークや日々のことを面白おかしくマシンガンのように喋り続ける先生の講座を受けていました。
ある日、そのフランス人の先生に
『なんでそんなに日本語で喋れるようになったんですか?』
と質問をしてみました。
すると…
『日本来てから最初の3ヶ月、トモダチいない!日本語喋れない!だからずっとテレビミテター!
そんでテレビに向かって日本語でマネしたりツッコミ入れたりして一人でズーーっと喋ってたんだよネ!』
『テレビ イイヨォーー最高だよォーー日本語わかんない!でもCM 絵 ミタラワカル!』
と、まくしたてるようにして教えてくれました。
これはつまり、上手になる秘訣はアウトプットにあるという事ですよね。
習っただけじゃほんと語学は身につかない。
たこやきちゃんは、その典型(笑)
英語も喋れないけど言ってることを聞く事は👂できる。少しなら。
それっていうのはなぜかというと、ひたすら海外ドラマや映画を英語で視聴しつづけて聞く専門になっていたからです。
ヘタクソな日本語を喋ってても、何かその人の熱い思いとか、優しさとか、あとは単純におもしろさがあれば全く気にならないじゃないですか?
自分もそうなれたらそれで良いんですよね。😓
アウトプットをするほうを意識して、引き続き語学の勉強はしていこうと思います〜
明日は浅草でイベント出展です。よろしくお願いします。
それでは、本日もありがとうございます!
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