見出し画像

アマプラ映画感想メモ#30『燃えよドラゴン』

大台に乗ったような気がするアマプラ映画感想メモ30日目。

致命的なネタバレは避けるべく努力するが、あらすじや表現、全体の構成についてなどは触れようと思うので、一切情報を入れずに映画を観たい方はお気をつけて。


今回観た映画はこちら。

『燃えよドラゴン』

〇観ようと思ったきっかけ

第三回で観た『イップマン』の弟子、ブルース・リーが主演なため。

〇概要

1973年のカンフー映画。
格闘家ブルース・リー主演。

〇あらすじ

少林寺の弟子リーは、少林寺の教えを我欲のために用いて破門されたハンの悪事を暴くべく、彼の支配する島に乗り込む。三年に一度の武術大会に招かれたリーは、密かに行動を開始した。

〇ノート

物語は、最強の主人公がバシッとそこにいるだけで成立するという事実をぶつけられた映画だった。
コマンドーとかバーフバリとかコブラと同じで、タフな主人公が様々な状況に翻弄されつつも揺るがずに活躍するタフな作品、『燃えよドラゴン』もそんな物語の一つだ。
リーを応援したいし、悪役は許せない。そんな二者の対立はハラハラしながらも期待感を持って見続けることができる。
王道エンターテイメントの構造は、単純ゆえに最強!!! という感じ。
また、『イップ・マン』の時と同様、武の理念に従う者ほど強く勝利するという価値観が徹底されている(良い奴が負けたりもするけど、それはあってはならないこととして描かれる)ので、リーの力強さにしっかり根拠があって良かった。

〇感想

王道のアクションものはやっぱり楽しい。
精神性や哲学は匂わせる程度に抑えつつエンターテイメントに徹する姿勢を見習いたい。
あと、かつての少年たちがヌンチャクに憧れた気持ちがよく分かった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?