【詩】トラックに揺られて
後悔はない 所詮の獣道
猿と共にゆくだけ
痒い目をこすって
オンボロのチャリ オンボロのボート
こければ終わり
沈んでも終わり
恥ずかしさも後悔も一緒に
布団にくるまる
病気ぶら下げて 病気にぶら下がって
果てしない道を行くのは
言われなくともただ1人歩んでいる
屋根がなくなって 1日かけそば一杯で
草の禿げた荒野を行くのは
すでにサイのツノのように歩んでいる
服用してる薬持ち寄って
見せ合って
笑い合ったね
時間だけが経ってしまって
お互い姿を消しあったね
頭を切り開