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思春期の不登校児の親御さんに伝えたいこと

前回の続き

スマホを取り上げろと
声高に叫んでみたものの

実際突然取り上げたら
それはそれで話がこじれるのは
火を見るよりも明らか

私の反省は、
子供とスマホのルールについて
しっかりと取り決めなかったことだと
思っている

先日の話を踏まえて、
妹にしたアドバイス

まずは、スマホを持たせている意味を
子供にしっかりと伝えること

親子間の連絡ツールとして
学校生活する上での連絡ツールとして
今や中高生の連絡網は、普通に
スマホのLINEやらメッセージアプリを
使用する時代

高校生ともなれば、部活、
クラスメイトとの連絡、
学校行事の連絡にも、
当たり前のようにスマホが使用されている(もちろん持ってない子もいるらしいが
もはや少数派のようだ)

親は高い機種代金と毎月の使用料を
学校生活を快適に過ごしてもらおうと
出資しているのだという事と

もし学校をサボるのであれば
スマホを持たせるつもりはないということを
はっきりと伝えるのがいいと思う

その上で、すでにサボり気味の子に対しては、今すぐ没収したいところだが、今後ちゃんと学校に行くと約束するのなら、このまま使用しても良いが、もし、あと5回サボった事が判明したら、
即時スマホを没収するという条件をつけるが
約束できるか?

というようなルールを、親子間でしっかり決めるのがいいと思う

もう一つ大切なのは、
没収した際に、戻すためのルールも同時に決めておくことだったと思っている

例えば、没収後1ヶ月、サボらずに通学してることが確認できたら再び使用を許可する

という具合にだ

私はここで失敗した

サボりが発覚した長女から、スマホを取り上げたはいいが、長女は
『スマホがないと学校に行けない』
『ちゃんといくから先にスマホを返して』
と、まぁ粘る粘る

結果根負けして返した私も弱すぎだが、
取り上げてもすぐ戻してしまい、ずるずると不登校生活が続き、また没収、そしてすぐ返す、、と、全く意味のない没収返却劇を繰り返した。
本当になんの意味もなかったと悔やんでいる

もしまだ、お子さんが不登校になりかけならば、比較的決められたルールを守るのは難しくないかもしれない

スマホを没収されたくない一心で、学校に行ってくれるのならばそれに越したことはない。

不登校が深刻な場合は段階的にルールを厳しくする条件も決めて行ったほうがいいのかもしれない

例えば最初は5回で没収だが、1か月頑張って通学して返却したら、次の没収リミットは4回、という具合がいいと思う

ある意味リハビリみたいなものだ

ウチの場合は段階的に親子間の取り決めを守らせる練習が必要だったと今は思う

もちろんルールを作れば学校に行けるかと言えば、それはまた別の問題

ルール作りとは別に
しっかりと子供と話し合うことは
絶対に必要だ

私はそこも怠ってしまった

ただ、話せる状況でもなかったり
いろんなケースがあると思う

安易に引きこもるだけならまだ取り返しがつく気がするが
スマホがあることで、女の子は特に取り返しのつかない事態になりかねない
事実、我が家の長女は、そうなってしまった

長女の件で救いがあるとすれば
ただのイケメンの女好きのゲス男に引っかかったということだけだ
コレが風俗関係者や暴力団関係の輩に引っかかっていたらと思うとゾッとする

思春期のお子さんの不登校に
悩む方は多いと思う

全ての子がそっちの方に逃げるとも思わないが、女の子のご両親にはそういったリスクがあることと、そのリスクへの窓口を、自ら与えてしまっていることを踏まえて、お子さんと向き合って欲しいなと、すでに取り返しのつかない私は思うのだ

もちろん、不登校には色々な要因があるから
必ずしも学校に行くことを強要する事が正解ではないこともあるだろう
その場合は、、また違ったアプローチが必要だろう

私個人の経験だけで言うならば、こうなってしまった今
初期の段階で、スマホを取り上げてさえおけば、援交やら、パパ活やら、出会い系で宿探しみたいな事態は、避けられたのではないかと、、、

ただの不登校だけで済んだのならば
その方がマシだったなと思うのだ

その窓口を、ろくなフォローもしないくせに
自ら与えていたことが悔やまれてならない


長文駄文を、最後まで読んで頂きありがとうございます。

失敗した私の考えなので
もっと他にやるべき事があっただろうとの意見もあるかと思いますが、少しでも誰かの参考になればと思い、駄文のまま公開します

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