ラーメン評論家というパワーワード


#KENMAYA です。


正直な話、食レポ如き、しかもラーメンで評論家ってなんやねん。と突っ込みたい気持ちはあるのですが、自称評論家様が何やら偉そうにお気持ち表明をしたことで炎上中です。まぁ詳しくは適当にググってください。元記事もバカバカしくて読んでられません。

わたしは基本的に食レポそのものがあまり好きではありません。味覚や嗅覚は個人差もあり、一概においしいかマズイか、他人の評を気にしてお店に入るかどうか決めるぐらいであれば、家でカップ麺でも食べてた方がなんぼかマシです。

口コミサイトやお店の評判はお金を積めば書き換えられることは知っていますし、テレビの前の食レポで「まずい!」なんて平気で言えるのはダウンタウンぐらいなものでしょう。どんなにおいしいと評判のお店だろうと入店まで数時間並ぶような人気店には興味も湧きません。


そもそもグルメってなんでしょう。一皿数万円のフレンチでしょうか。値段が高いからこれはおいしいものに違いない。高級食材あるいは希少部位をふんだんに使っているのだからおいしいものに違いない。そうやって脳が『グルメである』と認識しているだけに過ぎないのではないでしょうか。

はっきりとグルメとそうでないかの線引きができる人はそうそういないでしょう。現代の日本ではコンビニ飯でも牛丼チェーンでもレストランと遜色ないレベルの食事が提供されていますし、イタリアンもチェーン店の料理が本場イタリア人の舌を唸らせるほどのクォリティの料理が提供されています。

食レポや口コミを見ないと店に入れないのは、自分の舌が信用できないのではなく、自分の舌で感じることを拒否しているに過ぎません。食に対しておいしいかどうかは、他人の評価を考慮して判断を下すのではありません。あくまで、自分がおいしいと感じるか否かです。


例えばわたしは、オーストラリアに旅行に行った際、立ち寄ったレストランでステーキを注文しました。本場オージービーフのステーキ、さぞかしおいしいものだろうと期待に胸を膨らませていると、出てきたのはまるで『巨大な焼いたゴム草履』でした。味はなく、テーブルにある塩とコショウ、ケチャップ?で自分で味をつけるようでしたが、どれを試してもパサパサであることに変わりはなく、噛み切れないほどに硬い肉塊を目の前に呆然としました。

そう、これがマズいものだ。と実感したものです。普段わたしたちがジャンクフードと呼んでいるものは比較的大衆がおいしいと感じるように洗練されてきた料理の形態のひとつなんです。インドや中国ではとても食べられない辛さの料理に出会ったこともありますし、イタリアではチーズチーズしすぎてて、もはやパスタなのかチーズなのか分からないようなパスタにも出会いました。


あくまで、おいしいものをおいしいと判断するのは自分です。自称グルメや自称評論家に惑わされることなく、自分がおいしいと感じるものに胸を張れるようにいたいですね。ちなみにわたしの好きな寿司ネタはコハダです。


ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
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