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独断と偏見によるギャンブル依存症克服方法


#KENMAYA です。

ギャンブル依存症に悩まれている方や、そのご家族、友人の方は昨今増えてきているように感じます。
競馬や競輪といった公営ギャンブルはもちろん、
パチンコやスマホゲームのガチャなど、ギャンブルの誘惑は常に身近なものになってきています。

かく言うわたし自身、月1万円ほどスマホゲームに使っています。
これはゲームのサービスが続いて欲しいという思いと、
その範囲内でレアが当たればラッキーぐらいな気持ちで課金をしています。


ギャンブル依存症の根幹は、それに費やすお金が天井知らずで、
借金をしてまでギャンブルにつぎ込んでしまう、というものであり、
あえて悪く言えば金銭感覚の麻痺、借金に対する恐怖心の欠如です。

人間誰しも「他人より少しでも得をしたい」と考える生き物であり、
これは動物の本能的衝動でもあります。
他人より少しでもお金は欲しいし、他人より少しでも豊かな暮らしがしたいし、他人より少しでも贅沢な食事がしたい。
それが働く原動力であり、資本主義の中で生きる我々に課せられた宿命です。

つまり大半の人間は「他人を踏み落とせる状況で自分が得をするなら、迷うことなく他人を踏み落とす」んです。


まず、ギャンブル依存症に悩む方はこれに気付いて欲しいのです。

あなたが例えギャンブルで大勝ちしたとして、その裏で大損をしている人たちがいます。なぜそう言い切れるかって?
そのギャンブルの胴元が破産していないことがその証明です。

全てのギャンブルは一旦全額、胴元にお金が入ります。
それをただランダムに還元しているに過ぎません。
自分にはギャンブル運があるだとか、天賦の才があるなどと勘違いして、
必勝法だとか、法則性だとか、様々な情報商材が世に出回っています。

はっきり言って全てあなたをカモにするための手段です。


それで儲けている人たちを悪く言うつもりはありません。
先に言ったように、「他人を蹴落として自分が得をする状況なら、迷わず蹴落とす」のが当然ですから、余程の慈善家でもない限り、
世の中は騙される方が悪いのです。


では、実際にギャンブル依存症の根幹と克服方法についてお話しましょう。


1.金銭感覚の麻痺


ギャンブル依存症になる方の多くは、金銭感覚の麻痺を起こしています。
ほぼ例外なく、といってもいいでしょう。

金銭感覚が麻痺している状態は、自身の収入と支出の管理ができないことが主な要因のひとつです。
まず、お金の管理をする上でインカム(収入)とキャピタル(資産)をきちんと理解しましょう。
ギャンブルがインカムなどとは夢にも思わぬことです。

インカムはあくまでも安定した収入源です。
会社に勤めて毎月給料を得る。
毎月定額の広告収入を得る。
毎月分配型の配当収入を得る。
どういった形であれ、安定した収入源をインカムと呼びます。

まずここから、生きていくために必要なお金を切り分けます。
企業で言えば一般管理費です。
家賃、水道光熱費、食費、通信費、教育費、消耗品費などです。
もちろんインカムが増えれば、こういった生活費は必然的に膨らみます。
インカムに応じて、削れる部分は削っていきます。
これは企業会計も個人の家計管理も同じことです。

そして上記から残ったお金が、キャピタル(資産)になります。
これに対して、各種名目をつけて管理することになります。
例えば、積立NISAで資産運用をするもよし。
単純に定期積立を行い、定期預金にするもよし。
株や債券に変えて、投資をするもよし、です。
ただ、いざというときにこのキャピタルがゼロだと、
事故や急病でインカムが途絶えたとき、いきなり生活困難に陥ります。
最低限半年~1年インカムなしでも生きられるよう、即お金に変えられるモノ、もしくは現金預金を残しておくべきです。

ギャンブルに使えるのはこのキャピタルを確保した上で、
さらに余ったお金
です。
一般的に遊興費といいます。

まずは、この正しい金銭感覚を取り戻しましょう。


2.借金は怖いもの


世の中のお金の流れで、借金ほど怖いものはありません。

世の中にはリボ払い、分割払い、ローン、リース、キャッシングなど名前を変えただけの借金は山程あります。
これらは全て将来、借りたお金に利息をつけて返さなければいけないお金です。

わたしは基本的にクレジットカード(口座直結)以外の借金要素はありません。ローンやリース契約もありません。

借金とは、何年後、何十年後、必ず利息をつけて返していかなければいけないものです。
あなたは何年後、何十年後、今より確実に豊かになっているという保証はありますか?何年後、何十年後、健康でいられる自信はありますか?

1万円ぐらい。10万円ぐらい。
そういった気の緩みが確実に大きな借金に膨らんでいきます。
1.でお話した通り、自分のインカム、キャピタル以上に必要なお金は本当に今必要なお金ですか?

借金をしてまでやらなきゃいけないことは大体うまくいきません。
キャッシュ一括で買えないものは買わない。
自己資本でできない事業は手を付けない。
これに尽きます。

絶対に借りない。この意識を強く持つことです。


3.ギャンブルで稼いだお金は泡


はっきり言います。
ギャンブルで稼いだ人間がその後大成功した例はありません。

これにはれっきとした理由があります。
例えばあなたが100万円持っていたとします。
100万円をカジノで使ったら一夜にして1000万円になりました。
1000万円ですんなり止めてその1000万円を元手に何か事業を興そうだとか、投資をはじめようだとか、思いますか?

もし、ここで止められる人がいるのであれば、
その人は元々ギャンブル自体に興味のない人でしょう。

たった一晩で10倍になったのだから、
1000万を賭ければ、1億、いや10億になるかもしれない。
そうすればもう一生働かなくて済むじゃないか。
もう一晩だけやってみよう。

これがギャンブル依存症になるタイプの人の考え方です。
つまり、止め時が分からない。貪欲な人なんです。
たったひとときの大勝、偶然の幸運を、
「俺は何か持っている」と勘違いしてしまうのです。

ですからギャンブルで得たお金は「泡」なんです。
人間の欲を吸い取って膨らんだだけの「泡」です。
普通の感覚の持ち主なら、
ギャンブルは遊びです。ストレス発散です。

あなたは普通の人間です。
むしろ普通の人間よりも怠惰です。
決して運の女神が背後についている特別な存在ではありません。


ここまで読んで、それでもまだギャンブルをやめる気にならないのであれば、あなたは立派な病気です。
お医者さんに見てもらってください。


ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

ギャンブルとは無縁に見えるかもしれませんが、
大学時代は麻雀ばっかしてました。
「フリコミの鬼」という二つ名を持っています。

そんな「フリコミの鬼」はTwitter、YouTubeもやってます。
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