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貪欲であることと強欲であることは違う。


おはようございます。

#KENMAYA です。

「貪欲であること」
「強欲であること」
このふたつは意味は似ていますが、用法によって全く違います。

「貪欲であること」は良い意味にも使います。
例えばスティーブ・ジョブスが2005年6月、スタンフォード大学卒業式辞で語ったスピーチの締めくくりに言った"stay hungry, stay foolish."は、
「貪欲であれ」と読み取ることもできます。

対して「強欲であること」は、悪い意味でしか使いません。
私利私欲のためだけに、他人を騙し法を犯してまで過分に私腹を肥やすことです。


わたしは今の日本では、強欲な高齢者たちによって支配され、
国民は貪欲さを失っているように見受けられます。

新たな付加価値を作り出せるごく僅かな人たちは、本来もっと報酬を与えられるはずが、強欲な支配階級によって搾取され続けており、
それがさらに次の世代の労働意欲や購買意欲(貪欲さ)を失わせ続ける悪循環に陥っているのです。

おかしいとは思いませんか。

公助を謳っていながら日本の個人資産のおよそ6割を60代以上が握っています。そしてそれを、先進国のように積極投資に回し、経済成長の柱とするでもなく、銀行預金などで眠らせています。
若者は働けど、働けど給料は上がらず、
気がつけば、正社員制度すら崩壊し、貯金はおろか世帯を持つことさえ難しい。

高齢者が死んでその相続を待つような時代であり、
その相続すらも、税法改正によって重い税金が課せられるようになっています。
今の日本は一部の特権階級や資産家以外は、一生搾取され続ける構図ができてしまっているのです。


そして自らこの状況を生み出してきた世代は「労働意欲」を失った若年層を批判し、外国人を受け入れ安価な労働力として使おうとしているのが見え見えです。

これでいいのでしょうか。

ポリコレや多様化を推進している先進国の現状はどうですか。
移民を積極的に受け入れてきた国は今どうなっていますか。
国際社会から日本は「男女格差」や「人種差別」の国として映っているようですが、正直、今の日本の若年層は「自分のことで精一杯で、国際社会がどうの、差別がどうのなんて気にもかけられない」のです。

もはや、先進国ではないのです。
そして発展途上国ですらないのです。
歪な資本主義と市場原理主義によって、ただひたすらに若者を搾取し続ける国。それが今の日本です。


今の子育て世代や若者世代にもっと正当にお金が再分配されない限り、
この国のさらなる凋落は明白です。


パンジャンドラムは回り続けるよ、どこまでも。


ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

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