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ピタゴラスイッチ的なものに快感や多幸感を得るのはなぜか。


おはようございます。

#KENMAYA です。

皆さんはドミノやピタゴラスイッチの動画を見て、
幸せや快感を感じることはありませんか?

いわゆる「予定調和」(※ライプニッツの哲学の方ではなく)の流れを眺める中、あるべきモノがあるべき流れに沿って、しかるべき場所に収まる。
この一連の動作に、小説や時代劇でいうところの「勧善懲悪」に似た、
安心感や幸福感を得るのではないか
、と考えています。

本来「予定調和」は飽きるのです。
結果ありきの未来は、特段人の興味を惹きません。
もちろん、「法と秩序」が守られた前提での「予定調和」は、
わたし自身も歓迎する世界であり、大半の人が「今を幸せに生きたい」という根源的欲求ではあります。
しかし、その平和的「予定調和」は飽きるのです。

ですから、人は刺激を求め、非日常感を味わうためにテーマパークに行ったり、ギャンブルをしたり、キャンプに行ったりといった「予定調和」外の世界を求めるのです。

しかし、この平和的「予定調和」が狂いに狂っているのが現代です。


1.非日常が日常に変わる時


非日常が日常に変わる時、それは確実に人のストレスになります。

「予定調和」のない世界は人と人が支え合うような、「いい話」よりも、
人と人が傷付け合うような、「心の冷えるような話」の方が受け入れられるのです。なぜでしょうか。

わたしが思うに、「悪人」を仕立てあげて、皆でそれを叩くことで、
「予定調和」的な「勧善懲悪」を作り出している
のです。
「悪」を叩くことで一致団結や連帯感を生み出すことで、
かりそめの「予定調和」を作り、そこに安心感を得ているのではないでしょうか。

それほど「予定調和」は現代人にとって必須なのです。
「予定調和」があるから人は仕事に集中できますし、
「予定調和」があるから安心して人は前を見て歩けるのです。


2.「予定調和」なき世界


偉そうに講釈を垂れるつもりはありませんが、
「予定調和」なき世界を生きるためには「自我」を持つことです。
「自分」を演じるでもいいです。

自分は他人から見てどう見えるか、などは一切考える必要はなく、
自分は自分である、という認識をしっかりと持ち、
「誰かから聞いた」ような話に右往左往しないことです。

「自分」という存在が「大丈夫、この道を進めばいい。」と思う道を往けばいいのです。
もちろん孤独に苛まれるときもあるかもしれませんが、
そんなときに自分と志を同じくするパートナーが近くにいれば、
その人とがっちり握手して一緒に道を歩んでもいいと思います。

しかし、例えその道が後々誤りだったと分かったとしても、環境や他者のせいにしてはいけません。
自分で決めた道です。自分が満足するまでやり遂げる他ありません。


3.「自我」の目覚め


わたしは、現代人は情報過多によって「自我」を見失いつつある。
と以前から思っています。(前も書いたかもしれません。)

マスコミはネガティブ情報を壊れたラジオのように垂れ流し、
ネットを見れば、お金、副業、年収やら何やらと焦燥感を掻き立てる記事であふれています。

わたしは決して自己啓発系の話をしたいのではありません。
むしろ真逆です。

自分らしく生きればいいんです。
自分がなりたい自分になればいいんです。
今まで自分を抑えて、「お金のため」、「出世のため」、「会社のため」、
「生きていくため」、「家族を養うため」、我慢し続けてきた人たちに、
今更『自己啓発』なんて必要ない
んです。

必要なのは、
「予定調和」を超えた先に踏み出す勇気だけです。


「無理に決まっている。」
「みんな同じこと考えてるんだから今更やっても無駄だ。」
「そんなのうまくいくわけない。」


全て、わたしが実際に言われた言葉です。


4.ダメ元でいいんじゃね


世の中そんなにうまくいくことばかりじゃないんです。
そんなの言われなくたってよく分かっています。

でもわたしはただ耐え忍ぶのはつらかったんです。
嵐が過ぎ去るのを待つくらいなら、嵐の中であろうが土のうの一個でも積んで家を守りたかったんです。
それで死ぬのであれば本望でした。

ダメ元で、がむしゃらにやっていたら、
わたしの前にはピタゴラスイッチが出来上がっていました。

小さな「予定調和」を自分で作ったのです。

いろいろな縁や支えあってですが、
ここまで積み上げてきたものは決して無駄ではなかった。
わたしはそう信じてますし、これからも信じ続けるでしょう。


ここまで読んで頂きありがとうございました。

Twitter、YouTubeもやってます。良かったら見てやってください。
来年にはライブ配信とかやってみたいですね。(明日新作動画UPします)

15.ドアノブ&珪藻土掃除(サムネ2)


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