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イギリスの夜

皆さんお久しぶりです!皆さんは元気ですか?

私はこの12月から2月まで論文提出やsecond termのことで、大変忙しかったです。本当は毎月最低でも4回noteでブログをアップロードすると決めていましたけど、やはり勉強の方を優先していたので、ついつい…

今年はコロナの影響でクリスマス、お正月、誕生日も全て自分で過ごしました。ひとりで過ごす時間が増え、寂しいよりはむしろ楽しかったです。それは、普段 flatmateの前では出来ない事(音楽を大きい声量で流す、独り言、お笑いを見てお腹が痛いほど笑う)や、感じたことがないイギリスの夜など、様々な事を感じ取れられた気がします。

コロナの前は、夜になると、道は4、5人1組でパブに向かう学生で溢れていました。でも、コロナになってからは、道は冬風の居場所になり、わずかな通行人しかいなかった。そうなると、普段嫌だった学生の騒ぎ声や笑い声などを求める自分がいつの間にかはそれを求めるようになった。毎日勉強や論文に追われてる自分も、いつの間にかは、窓の外の道を眺めるようになった。多分私は誰か道を通行してもらいたかったんだと思う。私はその僅かな通行人に心の中で感謝した。私はその人を知らないけど、何か分かち合えた気がした。下を向いて小走りで行く通行人たちは果たして何を考えているんたろう?私はますますその人たちに興味を持った。

イギリスの夜なんて、日本と比べたら、店をすぐ閉めるし、冬の夜が訪れるのも早い。昔はわざわざ部屋のカーテンを開いて、人間観察なんてしないのに。コロナ下では、それが一つの平凡の毎日の楽しみになった。もちろん、日中でもできることなんだけど、私が見れば、夜の通行人には何か悩みや、ストーリーを抱えた歩いてるように見える。

私のflatmateはあと一週間で寮に戻ると言った、それはここの二ヶ月ひとりで過ごした私にしてみれば嬉しい出来事のはず。でも、それと同時になんか昔の自分に戻る気がして、少し残念な気がする。



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