南スペイン マラガで楽園をみた
南東を向く窓から地中海を眺める朝。うっすらと見えるあの島はモロッコのメリリャあたりだろうか。スペインの朝は遅く、夜が長い。
眠い目を擦りながら朝ごはんの準備をする。昨日スーパーで買った卵とハムを簡単に調理し、熱々のコーヒーを手に持ってベランダへ移動。
日の出を横目に熱々のコーヒーをすする。Costa del Sol —— 太陽の海岸を意味するスペインの人気リゾート地 マラガの海岸は静かで、広い空をカモメが自由に飛び交っている。ひんやりとした空気と太陽の温かい光を全身で受けながら、仕事を忘れて優雅なモーニングタイムが始まる。
旅行はつい欲張って外食ばかりしてしまうけど、自分で調達してみるとその土地の生活感が少し楽しめる気がする。あと物価が高すぎるのと円安の影響で、全部外食は正直きつい。
ここマラガではVISTAMALAGAというアパートメントホテルを借りた。おすすめのレストランや観光スポットを事前にメッセージで (かなり) 大量に教えてくれる。部屋数がたくさんあり、理想の生活を擬似体験している気分。1泊2万は安すぎる。心から、もう一度泊まりたい。
キッチンも充実していて、ここからは街が見える。
古代ローマ、イスラーム、カトリックからの支配・影響を受けたこの土地には、イスラム教とキリスト教文化が混在する。ヤシの木と海、歴史的建造物、優しくおおらかな人々。まるでスペインの楽園のよう。1-2時間ほどで隣町のコルドバやグラナダへの小旅行もできる。
今回はマラガの街を見る時間が足りなかった。またここのアパートに泊まって、満喫したい😊
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？