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オルタキョイ〜週末おしゃれデートスポットに単身で乗り込こんでみた

夜の飛行機だから日中はまだトルコを楽しみたいの、どこに行けばいいと思う?

そう尋ねるとトルコ人たちはみんな口を揃えて、週末だからオルタキョイに行きなさい!と教えてくれました。

そして小声で、まあ若いカップルのデートスポットだけどね、とも。

おうおうそれなら行ってやろうじゃないのと半ば売り言葉に買い言葉、喧嘩を買うような気持ちで(勝手に笑)ひとり旅の私はトルコ最終日、オルタキョイに足を踏み入れることとなりました。

トラムでボスポラス海峡を渡り

バスに乗り換えてオルタキョイを目指します。ここでもまたありとあらゆる人に助けてもらってバスに乗り換えましたが、googleマップに出てくる系統のバス以上にオルタキョイに止まるバスは出ているみたい。

スルタンアフメトからわずか40分で到着、バスを降りて海辺を目指します。

まだ朝早いので(10時でした)お店も人もまばらですがそれが良い。

あらまあ可愛らしい公衆電話。

PTTマークのATMはゆうちょ的な感じなのかな。ちなみに現地の人、ぺーてーてーて言うから最初なんのことか分かりませんでした。

どこを切り取っても絵になるじゃあないですか…

牧歌という言葉を絵に描いたような場所

子連れのお母さんが子供にねだられておじいさんから鳩の餌を買っていました。

トルコのインスタ映えスポットのようで、高頻度で風になびくワンピースを着たインスタ美人なお姉さんを観測できます。

アートの街なのか、絵画やハンドメイド作品の露店がたくさん出ています。このお店の店番は にゃーたち。

あざとい

まあそれにしても、トルコの犬たちは本当に気持ちよさそうに寝てるのね。

耳には狂犬病ワクチン接種済みのぱっちんが。

ぶらぶらと露店のアクセサリーなど物色し(グランドバザールより可愛らしいデザインが多かった!)、何点かお土産を購入。トルコらしいかは分かりませんが普段使いしたくなる可愛いアクササリーがたくさんです。かさばらないのもいいですね。

※写真のピアスはグランドバザールで購入したもので、似たようなものはオルタキョイにはありませんでした。悪しからず!

そして、いびつな形のスノードームを購入。ハンドメイドなんだ!とおじちゃんが自慢げに言ってたのも納得。無性にかわいい。

ちなみに金曜の午後からから日曜の午後まで、露店は出ているそうです。

お目当てのクムピルにも挑戦。食べたお店とは違うお店ですがこんな感じのお店が何軒も並んでいます。

特大のジャガイモを割ってバターを塗り込み混ぜ込んだら、好きな具材をトッピングしソースをかけてもらいます。食べきれないと困ると思って控えめにしたけれどこのボリューム。オリーブだけで数種類もあって幸せ。お味はもちろん、想像通り、いや、以上に美味しくてぺろっと完食。

お店のお兄さんにもツーショット写真を撮ってくれと頼まれ記念撮影も。

イスタンブール市街地では全くありませんでしたが、ブルサやオルタキョイでは一人になる時間がないほど一緒に写真を撮ってくれと頼まれます。

そういえば昔日本のお兄さんがカッパドキアで黄色い声の女子学生さんたちに取り囲まれてたっけ。親日国なのか本当に日本人が珍しいのか、ちょっと照れちゃうな。

ここからクルーズもできるみたい

別腹のスイーツは、トルコチェーンのMADOへ。トルコの物価から言えば少々お高いかもしれませんが、トルコの伝統的なスイーツや料理を気軽に楽しめます。

20種類弱くらいあるアイスのメニュー、トルコ語だったので店員さんが頑張って英語に直してくれたので蜂蜜とピスタチオ味を無事注文できました。

勘違いされがちですが、トルコアイスの伝統的なスタイルはお皿に乗っているものなんだそう。ちなみにこのMADOのトルコアイスはこの旅一番のおいしさでした(アイス部門、筆者比)

後ろ髪を引かれながら帰路に。

あれ?あのお姉さんまだ写真とってる?笑

映えの道は険しいようです。

さて。

露店のおじさんとお茶を飲みながら盛り上がったり、観光に来ていたセネガルのおじいさまに温泉には行ったかい?行ったほうがいいぞ!と力説されたり。

あれ?一人でも全然楽しめたしそういえばカップル見てない気がする…というわけで、トルコ人の中では恋人たちが行くところ!らしいですが

一人でも恋人同士でも家族でも楽しめる、週末のおすすめスポットでした。近いので空港への待ち時間にも良いですね。

(ちなみに午前だからカップルが少なかっただけで午後になると増えるとの、露店のおじさん情報も。あいつらの朝は遅いんだ…とのこと笑)

イスタンブール市街地とはまた少し違うのんびりした空気を楽しめたオルタキョイ、トルコ滞在の締めにふさわしい場所でした。

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