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彷徨う幸せは

朝は冬、昼は夏

なんて有り得ないような寒暖差に苦しめられる今年



この4月で、カメラの彼と2年記念日を迎えた。


2年、もうこの人と一緒にいるのかあ、



長かったような、短かったような、

すごくすごく、濃い2年だったと思う。




振り返ってみると、2年目になるこの1年は

沢山の思いを 彼にぶつけたように思う。


言葉で、手紙で、LINEで、

笑いながら、怒りながら、泣きながら。





傷ついて、嫌な面が見える度に


これが長いこと付き合うという事なのか とか

諦めなきゃいけないことなのかな とか



色々なことを沢山考えた。



それでも、私の未来には笑ってる彼がいて


その隣で 笑っているのは私がいい、という


私の固い、未来図があって。





もちろん、私にも沢山悪いところはあって



ちゃんと言葉で、すぐ伝えられない とか

察して って態度を取ってしまう とか。

そんな自分が嫌で、彼から離れた方がいいのかと

考えた日もあった。



それでも 拗ねた後、

「めんどくさくてごめん」 と

伝えた私に



「お互いめんどくさいやろうけど、
一緒にしれーっと乗り越えよう」



と言ってくれた。


めんどくさい と自分に向けて自暴自棄になる私に

そんな事ないよ、なんて言葉はかけずに

自分もめんどくさい事をちゃんと理解して

" いっしょに " という言葉を選んでくれた。



それに、彼は

「一緒にしれーっと」

と、私に言った。


いや軽いなおい とも思ったし

彼は絶対そこまで考えていないのだが



「しれっと」  の部分を  「一緒に」  と言ってくれた。



何でも考えすぎて、深く思い込みすぎて

物事全てを軽く考えられない私。


それをよくよく理解してくれている彼だからこそ


彼は私に

「軽くていいところは、軽く考えること」

を教えてくれた。




彼のこうゆうところが、本当に大好きだったりする。


たった一文で、こんなにも彼の無意識に散りばめられた思いを探し出してしまう。

多分彼は何も気にせず、伝えてきてる。

でも、無意識にこんなに思いが散らばっているのは

彼の心の中が、ずっとこんな優しさで溢れている
なによりもの証拠で。



そして私は、その愛を素直に受け取る。

受け取って、「 ありがとう 」 と 「 私も 」  と
伝え返すことの幸せさも、彼に教わった。




大好きなんだよなあ、ほんとに。


なんにも考えてないくせに、いつだって貴方の中は

私への優しさで溢れかえっている。

それが、彼の行動とか 言葉とかで

ダイレクトに伝わってくる。ずるい。




会えない期間は



この4月で就職して一人暮らしを始めた私は

彼との距離が少しだけ遠くなった。

遠距離や中距離程遠くもないが、

実家同士のように、チャリで10分の距離ではなくなってしまった。




彼は彼の生活があって、

私には仕事がある。

少し予定が被ると、2週間ほど会えない期間が出来てしまったりする。



初めは寂しさにも駆られた。


でも、彼中心の生活ではダメだ!自立しないと!


という私のどこにいきなり掛かったか分からない
謎の決意とともに




彼に会えない期間は、自分を磨こうと思った。




自分磨きは腐るほどしてきた。


その結果が少し悪い方向にいってしまったり

過度になったり、様々な経験を積んだ私は


なにも外見を磨くだけではなく

痩せるのも
健康な生活を送ることも
自分の時間を楽しむことも
部屋をしっかり片付けることも
仕事を一生懸命になって頑張ることも
そんな自分を好きでいることも


全部、自分磨きだということを知った。




頑張ってる自分を沢山褒めて、

自分が生きてることに、自信をつける。


そしたら、もっと色んな ものが、ことが


キラキラしてくるんじゃないか って


そしたらきっと、それは私の可愛いにも繋がる。


彼が大事にしてくれる私自身を、大事にしてあげられる。



こんなに、前向きに生きられるなんて

少し前だったら、信じられなかったなあ。


もちろん、彼だけではない。

周りも、自分がやってきたことも全部が今の自分を作っているのだけれど


彼がその大半を閉めていることも事実。



だから、会えない期間はプラスの時間。

私がもっといろんな面で成長するための。


そして彼に、もっと好きになってもらうために。




とかなんとかいいながら、会えないとやっぱり

愛は積もり積もるわけで。


仕事中もずっと

「ふぇ〜会いたい〜」とか


考えてしまっていることは、秘密。





3年目は、どんな年になるかな。


笑って隣にいられれば、それだけでいいな


それ以上の幸せは、いらない。



こんなに、大好きが上がり続けて

愛おしいと思い続けられる人が

私の隣にいることを、当たり前だと思わず

いつまでも、この無償の愛おしいが

彼と私の間を彷徨っていますように。




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