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読みたい本を発掘するために、参考にしている本を3冊紹介!

自分が読みたい本は、いざ実際に見てみないと分からないもの。
欲しいと思っていても、手に取ってみるとなんか違う…となったり。

本当に自分にとって「良い」本に出会うためには、数を打っていくしかないと思います。
(書いていて気づきましたが、人間関係や仕事もそうですね)

だけどひたすらベストセラーを追っていても、古典を見落としてしまう。
かといって自力で探していても、分野も偏ってしまいます。

Kindleで出てくるおすすめも参考にはなりますが、知らず知らずのうちに同じ考えの本に浸ってしまう…という恐れもある。

結局本は自分が信用できる人、信頼できる人が勧めているのを読むのが効果的だったりします。

そこで、今回は新たな本を発掘したいときに参考にしている本を紹介します!

参考文献からさかのぼっていって、その分野の研究の流れを見るのも面白いけれど、それはまた別の記事で。

1.その分野の基本的な本を読みたいとき

↑値段がなぜか高くなっていますが、文庫本価格です…

↑これは私の趣味に合うので参考にしていますが、他の分野にもこういうブックガイドがあると思います。

↑古本屋で購入した、松岡正剛さんの『遊学』も面白いです。
ブックガイドというより人物に関する本ですが、こういう人がいるんだ、著作を読んでみようなどのきっかけになっています。
難しくてまだ全部は読み切れておらず、うーんうーんとうなりながら読んでいるところです。

紹介したように短時間でポイントが分かる!みたいな各本の要点をまとめたような本は、あまり読んでいません。
(要点や参考文献をみて原本にあたるなら別ですが。)

数ページで分かるような本は、実際にはないんじゃないかなと思います。
実際に手に取って読んでみて、「ああ、だからこの人がこの本で勧めていたんだ」と実感するのを大事にしています。

そうなると、上記で上げたようなその道の専門家が勧めるブックガイドは、私にとって道案内のような本です。

専門分野に関係する本を読み漁ったうえでのおすすめなので、当たりが多いというか、簡単な本は全くない。
1日で読めるようなものではないと思います。

そして、基本的な考えを押さえている本が多い。
この著作に刺激を受けていろんな本が書かれて、今に至るというような研究史もぼんやりと見えてきます。

だから主流を押さえたうえで、思考を鍛えるという意味でも役に立ちます。

※『東大教師が新入生にすすめる本』は数冊発刊されています。
2023年版はサイトもありましたので、リンクを貼ります。

https://kw.maruzen.co.jp/nfc/featurePage.html?requestUrl=toudai2023/01/


2.自分が深めたい分野に強い本屋さんを探したいとき

本ではなくて、本屋さん単位で探すのも面白いです。

個人書店だと、どんな分野に強い、この分野の本が多いという特徴があります。

なので、書店員の審美眼も楽しむという意味で本屋さんをチェックして実際に行ってみることも多いです。

ワナにはまって買うつもりのなかった本を買っちゃうときもありますし、ブックガイドで読みたいと思っても絶版で読めない、大型書店にも置かれていない本に出会える奇跡も経験できます。

では、そういう本屋さんをどう探すかというときに参考にしているのは何かというと雑誌です!
(「本」に雑誌を含めるのかという細かいところは置いておきまして…)

この雑誌も偶然の出会いで知ったのですが、全国の本屋さん古本屋さんの紹介だけでなく、書店員さんの話やどの分野に強いのかの特集もあります。

BRUTUSには本屋さん古本屋さん特集が時々出ていますし、本自体の特集もあります。


ここまで読んでくださりありがとうございました。
ステキな読書ライフの助けになれば幸いです!




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