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積読が溜まってきてあふれたので、ブックホテルにこもってみた。

読みたい本が多すぎる。

本好きにはよくある悩みではないでしょうか?

この前買った本も読めていないのにまた新しい本を買ったり図書館で借りたり……

まさに私がそのタイプで、マンガ以外電子書籍で読まないものですから、本棚が年中あふれているわけです。

ダンボールに詰め込みましたがダンボールからもあふれました。
整理しろと言われればそれまでですが、そんな簡単な話ではないのです。

目の絵の本から「まだ読まないの?面白いのに」と呼びかけられるような幻聴もあります(重症?)。

このままだと部屋が本に侵食されるので、退避策として隠れ家カフェにこもったりしました。

ですが、わくわくはしても満足感を得られず…

ふと、結構前のnoteで読んだブックホテルを思い出しました。
確か年1回お高いホテルに泊まってじっくり本を読むことを習慣にされていた方がいたような。

1日の3時間とかではなく丸々1日使っちゃえば?

本買って帰ってきた時に放置するのが問題なのでは?

買ったその足で夜通しホテルで読みふけってみたいという欲望が出てきました。

そこで、どんなホテルがいいのか探していたところ。

noteでこんなホテルを見つけました。

本の街神保町にブックホテルが?!

これは面白そう、思いっきり本が読めそうと即予約しました。
2021年12月に出来たホテルですから、まだまだ新しいです。

デジタル時代でもアナログ体験を重視しているのも面白いと思います。

さて。予約をしてからどんな本を持っていこうかワクワク。

結局当日の朝まで決まらず、直感で5冊ほどスーツケースに詰め込みました。

大体読める量より少し多めに持っていくことが多いです。

その時そのときで読みたい本が変わるので、保険という感じでしょうか、様々なジャンルを用意するのです。

さあいざまいらん、神保町!!

ホテル自体は駅近なので、そこまで迷わず行けました。
東京は路線が多いから方向音痴にはややこしいです…

エントランスに入ってみると、そこからもう本だらけ。
周りに古書店も密集していて本好きにはたまりません。

優しいお姉さんの案内を受けて、事前に回答したアンケートに即して3冊選書もしていただきました。
アンケートだけで選書してくださるのは、もはやプロ。

普段読まないジャンルで、こういうところでしか出会えないなあと感じました。

本屋に通いつめていても、自分に興味がある本しか目を引かないものです。

だから異なるジャンルの本には出会えそうで出会えない。

そんな貴重な出会いを、演出してくださるのが粋だなと思いました。

そのうち1冊はグサッとくる本だったので、今度徒然読書で紹介します。

追記⬇️選書してくださった本の感想です⬇️


それらの本を持って部屋に向かうと。
廊下にも本だらけ、部屋の中にも本!!

しかも今度読もうと思っていた本まである。
こりゃあ持ってきた5冊は読めないなあと感嘆のため息をつきました。

アメニティも豊富だし、いくらでも本を読んでいいのならコスパは良いのでは?

しかも各階で展示されている本が違う。
マンガも揃っている。

これは1泊じゃ無理だ、と心の中で嬉しい悲鳴をあげていました。

ともかく荷物整理して、夜ご飯兼古本屋巡りで外に。
夕方はそこまで暑くないのがいいですね。

神保町はカレー激戦区らしい。
カレーではないけれど、石窯Bakebread 茶房 TAM TAMでビーフシチューを食べて大満足!
17時閉店が多いので注意です。

その後古書店へ行ったり来たりを繰り返して、結局歴史系の本を購入してしまいました。

スーツケースやエコバッグは必須ですね、必ず帰りに荷物が増えます。

さあお風呂も入ったし読みふけろう!とベッドに入るとこれまたベッドが気持ちいい。

寝ながら読むと大体首が痛くなるのですが、それもありませんでした。

その日はほぼオールで5冊読了。

次の日、チェックアウトして神保町ブックセンターでモーニング。

開店直後だったので座れましたし、ゆっくり過ごすことが出来ました。

ここで読んだ本を加えれば、2日間で合計10冊。

考える系の本もあったので、脳みそに汗もかいて満足感を得られました。

わざわざ本読むためだけにホテルに泊まる?と思われるかもしれませんが、こういったプチ贅沢もたまにはいいと思います。

濃密な2日間でいつもの週末とは違う週末でした。

スタッフの皆さま、素敵なお時間をありがとうございました✨

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