アイデアがわかないときに必携の本【徒然読書45】
もやもやする。何か浮かびそうなのに、ありきたりのアイデアしか出てこない。
自分の考えややりたいことのどこかに靄がかかっている。
そんな時にこの本を読むと、少し晴れやかな気分になれるかもしれません。
『独学大全』という分厚いベストセラーでも有名な読書猿さんの本です。
面白いところは、ひとつの発想法を展開するのではなく42個の発想法を歴史的背景と絡めながらまとめているところ。
巻末に年表を掲載するほど、時間軸を意識しています。
具体例もあり、どういう時に使える方法なのかイメージしやすいです。
その中で特に企画立案に使ってみたいと思った6つの発想法を紹介します!
これだけ見るとなんぞや、という感じですね。
初めて知る発想法も多くて、わくわくしながら一気に読めます!
アナロジーや偶然のセレンディピティを重要視しているような印象でしたが、私淑やタルムードのような五代から行われている方法も紹介しており幅広いです。
使いこなせるかどうか、は経験が必要ですがいずれは1つだけでなく複数の発想法を組みあわせて自分が「いい!」と思えるアイデアを作り出したいです。
あえて発想法の内容は書きませんでした。
読んで咀嚼して実践してみて、を繰り返してこそ自分に合う発想法が身につくものだと思うからです。
何か行き詰まった時のバイブルになりそう。
あなたがよく使っている発想法は何ですか?