見出し画像

ベストセラーはやっぱりベストセラーだった【徒然読書⑱】

よく本屋に行っていると、大体ピックアップされている本の顔ぶれを覚えます。

毎回毎回変わるなかで、1年ぐらい経っても目立つところに陳列されている本があります。

しかも発売されたのは2014年!!

そういう本はベストセラー軍団に入るんじゃないかなと勝手に認定しています。

今回、その1冊をようやく手に取って読みました。
遅くない?という突っ込みはあえて無視します😅

ではどの本かといいますと。

こんなかたにおすすめ!

✔コンサルの考え方を学びたい方
✔新人、若手に限らずビジネスパーソンの方
✔自分のベーススキルを上げたい方


この本で繰り返し書かれていたのが、数字とロジックです。

体裁を整えるより前に、地道に数字を集めて可視化する。

経験のない一年目の唯一の武器が、数字。
それもほかでは得られない、独自に集めた数字が有効。

そうして見えてきた「仮説」を提案するときにも、1つに絞り、論理を組立てるのです。

提案をするときは、「複数あるアクションからなぜそれを選んだのか」もセットで伝える。

事実、解析、アクションをきちんと区別し、「だから何?」「どうしてそうなるの?」への答えを明確にする。

仮説も、情報にあたる前に自分で考えるようにすると、「思考力」が高まります。
知識をただなぞるだけではなく、その先を考察できるようになるのです。

仮説を常に持っておくことで、即座の決断力にもつながります。


この本を読んでいて、私に一番足りないなと思うのが、この2つでした。

「重点思考」「20対80の法則」
80%という大多数を決める20%の要素にだけ注目して仕事をする。
「フォーカス&ディープ」
早めに重要な部分を見極めて、残りは切り捨てる。そして重要な部分は深く深く追求する。

新人で比較的時間があるから、できることをやろう!広げていこう!となりがちです。

でも、どんどん業務が増えていくとそうもいってられなくなります。

どちらか一方を選ばないといけなくなります。
80%は切り捨てる覚悟が必要です。

その時に、どちらをとるのかという判断と、ひたすら深めていく粘り強さが求められます。


じゃあどこを深めるのかをどうやって判断するかというと、1つがチームに足りない分野で自分ができる(得意)分野なのかなと思います。

プロフェッショナルのチームワークとは、全員が、違う分野で価値を発揮すること。
まずはいま自分にできることを起点に考えて、チームに貢献できる分野を探す。


また、100%の完成度を目指すのではなく、”Quick and Dirty”で60%でもいいからとりあえず出して早めに軌道修正することが最終的なコミットメントにつながります。


まだまだポイントは多くありますが、今の私に響いたのは以上の言葉でした。

読むたびに響いてくる文章が異なるのも、読書の楽しみの一つですね。

その時その時の興味関心が移り替わっている証だと思うのです。


ということで、やっぱり長いことピックアップされて陳列されている本は学ぶことが多かったなと感じました。


スキやコメント、フォローをしてくださると大変うれしいです!