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意識の感覚

意識

なぜか今日は、手指の感覚が抜けそうな、そして、夢現。ふわふわとした意識が突然とシャンパンの栓のように抜けそうな感覚。でも、今自分がやっていることはやり遂げねばならないし、それは自分のため以上に社会のためになるためにやらねばならない。そこにやりがいを感じるし、これはこれまでの経験を前提とした十字架のような、一方で大空を駆け巡る力強い翼のような。僕の苦しみは還元するためのものでもある。苦しいことを虚無主義者のような意味づけをしたくはない。

ぼくはこの感覚、意識と意識変容、現実と現実感消失をファインダー越しに見る。いつも見ている風景とは違う、最初は何かが違うが、決定的な違いは感じない。だが向き合えば向き合うほど、これは現実に侵食するなにか狂気や悪魔によって侵害されるもののように感じる。



僕の持つ現実感消失、これは量的な症状ではなく質的な症状である。意識という物が変質していく、またはなにかに犯されていくような。体験することは難しい、そしてこれは苦しい。それでも私たちは生きねばならない。この苦しみがいつか素晴らしい価値を生み出すことを待ちながら。


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