自作小説の失敗作に共通する4つの特徴を分析していく。
noteに公開する小説と、そこまでたどり着けない失敗作の小説がある。
自分の場合、前者はそれぞれ違った内容だけど、後者はほとんど同じ内容だということに気づいた。ちょっと面白そうなので立ち止まって考えてみることにした。
(小説を書いていたけど、うまく形にできなかったのでそこで考えたことを言語化しておきたいというモチベーションで書かれたnoteです)
象徴的な140字小説。失敗作はだいたいここに要約される。
下書きに眠る失敗作のほとんどは、この2つの140字小説を薄く引き伸ばした内容になっているんですよね……。
これらの特徴を分析していきます。
特徴1:人間に似た悪しき存在が登場する。
今回は「ヒトモドキ」という形になっていますが、他の失敗作にも似たような存在が出てきます。
この前に書いていた小説では「天使の偽物」になっています。本当は黒い羽根を持っているけど、白く装飾しているよ!
特徴2:主人公はその悪しき存在に苦しめられており、激しい抵抗を試みている。
「悪しき存在」は人をだまそうとしている。
彼らが行う攻撃は物理攻撃ではなく精神攻撃だ。
特徴3:世界は崩壊寸前。主人公はそこから脱出を試みる。
でもうまくいかなくてバッドエンドになることが多い。
特徴4:これらがあまりにも露骨な言葉にされすぎていて、うまく情景や世界を描けていない
本当にこれ。
マジでこれ。
普通に小説が書けるタイプの人間じゃないんだと思う。
でもたまに書こうと思う。
あとはラップが好きなので、韻を踏もうとすることがあるんだけど、うまく踏めてなくてなんか恥ずかしい感じになってることがよくあります。
これに気づいてから、無理に韻を入れることをやめました。
でもチャレンジしてみたことにより、韻についての理解が深まって、上手い人の上手さをより楽しめるようになったので後悔はしてないです。
それ以外でもかなり恥をさらしている自覚はありますが、それでも諸々のリターンのほうが大きいです。
恥をさらさずに逃げることにより、自分という人間が(能力的・人格的に)恥さらしな存在であり続ける苦痛のほうが大きいので……。
あ、あと、恥さらしなことって続けていると逆に気持ちよくなってくるんですよね。みんなでやろうぜ!!(えっ、キモ)
最近書いて公開ボタンを押した小説 → 幸せな食卓の下に、少しずつ蓄積されていった邪悪なもの(2800字)
エッセイと詩の中間みたいなやつ → キャッチャー・イン・ザ・ライの夜
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