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短歌11首 交差点みな顔の無い人の群れ僕はさまよう「陽炎の街」

短歌を作るのはほぼ初めて。
俵万智「サラダ記念日」を読んだのをきっかけに。
楽しかったです。31音に自分の世界を出現させられるところとか。



陽炎の街


交差点みな顔の無い人の群れ僕はさまよう陽炎の街


奴ら言う「敏感過ぎ」と「急げよ」と 屍人の行進向かうは何処?


「あいつ馬鹿!」タイムラインに愛はないみんな何かと戦っている


ガチャ回し容姿と才能Cランク 狩られて踏み台勇者パーティの


重き自我 竦む足元 脆き牙 有限の空 空転の野良


箱の中「仲間のために」馬鹿笑い 差別主義者の宴もたけなわ


泥濘の精一杯のアイラブユー時価換算し鼻で笑う君


通知2件 首吊りの通夜・新生児 生まれて生きた答え合わせなの


地下一階論議は灰色ジャズ喫茶僕らの失敗まだ進めない


また揺らぐ抱いて磨きし自分なり結果もそれなりガス払えない


太古から変わらぬ呼吸 静と動 大樹が見本こころのあり方



作ってみた詳しめの感想初めて真面目に短歌を作ってみた感想

頂いたサポートは無駄遣いします。 修学旅行先で買って、以後ほこりをかぶっている木刀くらいのものに使いたい。でもその木刀を3年くらい経ってから夜の公園で素振りしてみたい。そしたらまた詩が生まれそうだ。 ツイッター → https://twitter.com/sdw_konoha