働きがいも経済成長も
こんにちは!
SDGs WIP 広報サブマネージャーのかわさきあやこです。
今回の記事のテーマは目標8の「働きがいも経済成長も」です。
私は人材サービス会社で沢山の女性と面談してきました。
仕事のやりがいってなんですか?と聞くと、様々なお返事を聞かせていただくことができるし、その方の大切にしたいことが見えてくることもあるので、よくうかがっていました。
お客様や一緒に働く人から「ありがとう」と言われること、
数字が大好きで計算がピッタリ合うこと、
課題を見つけて解決する方法を探すことがやりがいだとおっしゃる方。
あなたにとってのやりがいって何ですか?
働きがいの正体とは
さて、目標8にある「働きがい」とは何なのでしょうか?
厚生労働省の令和元年労働経済の分析に「ワーク・エンゲイジメント」についての記載があります。
働きがいとはワーク・エンゲイジメント、オランダのユトレヒト大学の教授らが提唱した概念であると説明されています。
ワーク・エンゲイジメントは活力・熱意・没頭の3つの要素で構成されています。
活力:仕事から活力を得て生き生きとしている
熱意:自分の仕事に誇りとやりがいを感じる
没頭:仕事をしているとつい夢中になってしまう
この3つが揃った状態が「働きがい」の正体です。
ワーク・エンゲイジメント向上と女性活躍推進
企業が業務の効率化を求める中、高い仕事の要求度に直面することで従業員はストレスを抱えやすくなっています。
仕事の要求度とコントロールのバランスが取れない場合、従業員は仕事にストレスを感じるとともに、様々な仕事の資源を活用できなくなり、ワーク・エンゲージメントが低下してしまいます。
ワーク・エンゲイジメントを向上させるためにはどうしたらよいのでしょうか?
仕事の資源を活用できる環境を整備していくことが重要な「鍵」となります。
ここでの仕事の資源とは、就業条件や対人関係、社会関係、組織での仕事の進め方、課題などのことを表しています。
一方で、個人の資源についても考えていく必要があります。
個人の資源とは、心理的資源のことで、個人の成長におけるポジティブな心理状態であり、自己効力感、楽観性、レジリエンス、希望などを表します。
自分自身の心の状態を知り、整えていくことは、健康的に働き続けることにつながっていきます。
仕事の資源と個人の資源はお互いに影響し合いながらワーク・エンゲイジメントを高めていきます。
その結果として、生産性が向上し、企業の発展につながります。
SDGsの目標8の実現は企業と個人の双方での取り組みが必要なんですね。
さて、ワーク・エンゲジメントが高い人は仕事に対してどんな認識を持っているでしょうか。
ワーク・エンゲイジメントを向上させる要因として
・仕事を通じて、成長できている
・自己効力感(仕事に対する自信)が高い
・勤め先企業でどのようにキャリアを築いていくか、キャリア展望が明確になっている
などがあげられます。
女性の活躍推進が叫ばれる中、どのようにキャリアを築いていくかを考えることはとても重要です。
女性のライフステージの変化に応じた機会において、今後のキャリア展望や働き方の希望について、企業と従業員がしっかりと話し合うことができる社会になっていかなければならないですね。
また企業だけでなく、働く女性自身も自分がどうしていきたいのかを整理しておく必要があります。
その考えの整理をするのが国家資格キャリアコンサルタントの仕事です。
SDGs WIP では私を含め、キャリアコンサルタントの資格を持つメンバーが所属しておりますので、相談してみたいという方はぜひホームページのメンバー紹介ページからお問い合わせくださいね。
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次回は 5月12日(水) 21:00~
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