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資源リサイクル率12年連続日本一の町、大崎町へようこそ!

SDGs未来都市の鹿児島県大崎町では、埋立最終処分場の延命化を第一に考え、町民・企業・行政の連携により「混ぜればごみ、分ければ資源」を合言葉に、27品目の分別に取り組んでいます。

大崎町は下水道,浄化槽の普及率が低く,家庭から排出する「天ぷら油」が河川水質汚濁の一因であることから,各家庭に廃食油専用容器の配布を行い,平成12年4月から「そおリサイクルセンター」に委託し,「廃食油」の回収も行っています。そして,同センターでは平成12年7月に廃食油燃料化プラントを購入し,廃食油からディーゼルエンジンの軽油代替燃料(BDF)精製を試み,現在プラントで精製された燃料は,同センターのゴミ収集車等5台の燃料として利用されています。

しかし廃食油の回収量が月平均600kgと予想より少なく,衛生自治会でも頭を悩めていました。そしてみんなで知恵を絞りあった結果,たどり着いたのは菜の花の栽培でありました。「大崎小唄」という唄があり,その一節に♪春はネ 春は大崎 菜の花ざかり♪の詞があります。この詞のように,かつての大崎町は,菜の花で見渡す限り黄色い絨毯に見えたそうです。
衛生自治会と町では,菜の花畑を復活させ,食用油として特産品開発,使用後の菜種油は回収して軽油代替燃料(BDF)とし,さらに観光資源としても活用する「菜の花エコプロジェクト」を平成13年度から始め,衛生自治会員の畑約7haに植え付けました。肥料も生ゴミリサイクル堆肥「おかえり環ちゃん」などの有機肥料を使用しています。

出典:大崎町
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