ジビエ料理×学生農業①ビジネスモデルの作成にあたって

前回までの投稿で、学生、行政、ジビエ料理を組み合わせて何かプロジェクトに出来ないかということを考えてきました。 
そこで、提案したのが


鳥獣などを狩猟する際の報奨金を設けることを行政に提案し、多くの狩猟者を増やします。


狩猟した林に教育の一貫として地元の小学生などの学生を対象に農業を展開して、林や森の存続をします。鳥獣の狩猟した際の肉などは、ぶどうの木さんで料理をして、様々な場所で提供します。その際に、農業をしている関係者には安く提供します。その代わりに、農業で出来た野菜などは安くぶどうの木さんに提供します。


料理の提供する場所は、全国でイベントとして、ジビエ料理×学生農業を展開して多くの人に参加してもらう形で能登で開催しようと考えています。その際の運営・企画を私の大学で行っていく。

という内容でした。

前回の投稿では、直接行政を動かすのは難しいと考えたので、現在鳥獣に対する支援を行っている行政について調べました。
そこで、今回私が注目したのが金沢市と能登地域です。

なぜ、金沢市と能登地域に着目したのかというと、石川県でイノシシによる農作物被害額が最も多いのが加賀地域で金沢市の14,129千円。能登地域で輪島市の16,247千円となっています。さらに、能登地域では能登町の14,705千円、七尾市の10,224千円と加賀地域の総額の被害額より、能登地域では約1.4倍と差があります。
このことから、多くのビジネスチャンスが加賀地域よりもあるのではないかと考えました。また、能登にある珠洲市はSDGsの未来都市にも選定されており能登地域全体で活動に取り組んでくれるのではないかと考えました。
次に金沢市です。金沢市は、石川県の県庁所在地にもなっているので、金沢市が石川県の鳥獣被害が増加している中で、無関心であるはずが無いと思い協力的になってくれるのではないかと考えました。また、鳥獣に対する被害額も多いのでお互いに協力し合えるのでないかと考えています。

金沢市では、狩猟免許の取得や狩猟者登録に対する支援をしてもらいます。そこで狩猟免許を取れた人に能登町でイノシシなどの鳥獣を狩猟してもらいます。能登町では、捕獲に対する報奨金や捕獲檻購入などの助成を行っているので、あまりお金をかけずに狩猟が出来ます。

ここで問題となるのが、
①そこの市にいきなり他の市の人が狩猟しても良いのか。
➁そもそも狩猟の免許を取るまでの時間がかかるのでは。

などが挙げられます。
このような問題点を解決出来るようにこれからも多くの調査を行い問題を解決したいです。

次回は、今回の問題点の解決とこのプロジェクトが実際、どのように機能するのかを表したビジネスモデルの作成を行いたいと思います。


~今回の投稿の参考文献です。よろしければこちらも見ていってください~

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kankyo/teian/pdf/result02.pdf

http://www.pref.ishikawa.lg.jp/no-an/choujyu/documents/higaigaku_suii_h20-h29.pdf

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