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【寄り道】謎の自販機で買ってみた

 もう既に、現在手を付けている北海道の連載記事も相当な量です。このまま行けばこち亀、ゴルゴを越えてしまう連載量になってしまいそうな…(夢を見るな)というのは前置きの前置きなんですが、実は先日鶴橋に寄り道しました際にこんなモノを。
 無人のチケット自販機だったのですが、何やら怪しげな文字発見。
 なんだろなぁ…コレ。
 画像の右端にしっかりと『チケット商』との文字もあるように、この自販機ではしっかりとJRや周辺私鉄の切符も販売しています。ただ。切り抜きの都合でこの部分しか出ていない現状をどうにか。
 最初は、京都へ帰宅する為の阪急の株券を買ったわけです。全線で310円でした。現在は大阪梅田〜京都河原町で410円。100円だけの差にはなりますが、100円あればかなりの遊ぶ幅が広がると思うんです。
 阪急の株券を買った後に、この画面でこんなアイコンを発見。

 オレンジカードを販売している…?
 こういう怪しいモノ、買ってどうすんねんお前!みたいな品は自分でもかなり興味があって、半笑いしながら押す事に。
 チラッと『遊戯王』の文字も見えますが、他にはポケカにアイドルのカードに様々なカードが販売されていました。
 鶴橋といえば、コリアタウンがあるほどの韓国の血が多い町。なのでK-POPのアイドルカードの販売は解るんですが、まさかのオレンジカード。しかも面白いのがこのオレンジカード。既に効力を失っている使用済みな事なんですよ。
 完全に鉄オタ狙いじゃないでしょうかコレ?
 こんな場所まで来るんだろうか…
 ちなみに設置場所は、JR・近鉄の鶴橋駅中央改札付近。かなり奥まった場所にあります。
 実はオレンジカードというのは使用済みでも、鉄道ファンに一定の人気を保っているジャンルだったりします。切符鉄・収集鉄の中でもかなり火を付けているジャンルで、そのバリエーション。そしてJR旅客各社が宣伝に起用したり新規路線・新駅の開業や新車の投入。ひいてはイベントや観光列車の車内での限定販売とかなり精力的に展開されていた事もあり、その歴史を語る証人としての価値もまた、人気を呼んでいるのです。
 では実際に買ってみましょう。100円を券売機の指示に従って投入…

 よくある…金券自販機の販売手段として、再利用封筒をリサイクルする販売方法でした。なので、オレンジカードを包装している封筒は返却。
 なので収納の時間が生まれる事に…として、戦利品の撮影。
 結果は画像の通りです。
 自分にとってはタイムリーな話に、JR北海道とJR西日本です。JR北海道は、函館本線の小樽〜倶知安で観光運転に活躍したC62形蒸気機関車。そしてJR西日本はJR化後の山陽新幹線のフラッグシップ・500系新幹線です。
「おお、コレはええヤツを…」
自分としては良かった引きだったのかなと思います。学生時代から…というより、幼少期・小学生の時期から好きであり馴染みのある車両が印刷されていましたから。
 ただコレ、何回も引き続けていると『◯◯線電化記念!』とか『◯◯電車区公開記念』みたいな、かなりのレアものに遭遇できたりするのでしょうか。
 実は自分、JR四国のオレンジカードを過去に回収していた時期がありまして、今回は久しぶりの購入。コレを機に、沼にはなりますがまたこうしたジャンルへに手を出してみるのも悪くないなと思うわけです。

 話の最後に、実車を掲載いたしまして終了しましょうか。
 まさかの出会いで良い体験になりました。
 写真は大学生の時期に岡山から新大阪まで乗車した『こだま』運用の500系新幹線です。気付けば500系新幹線は『のぞみ』『ひかり』『こだま』と様々な仕事を体験し、そして平成の後半からは0系・100系新幹線のようなポジションに降格し、新幹線の脇役のような存在になっていきました。今の少年たちは、博多から東京まで5時間の壁をはじめて打破した、あの疾走する姿を知らないんでしょうね…街中では…と言いますか、500系新幹線を見かける度に未来の鉄オタが
「こだま!!!」
って嬉々として指をさして笑ってるんですよ。ほんっっとダメージに刺さりますよね。20代後半的に。ホンマに心臓直接抉ってくるくらいには来ます。笑
 ただ、そんな500系のぞみに育てられた自分も今や24歳です。(記事記入当時の年齢で)
 ホンマに時間を経てったんだ…と改めての感慨深さになります。
 話はようやく戻ってきますが、中古のオレンジカードは未使用・使用済み含めて対面式の金券ショップでも多く販売しています。また、そうした販売の店を発見して良いものがあったら購入してここに掲載いたしますのでお楽しみに。
 今回の著者近況でした。

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