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脱サブスクのすゝめ

    皆さんこんにちは、こんばんは。

    突然ですが、皆さんはサブスクリプションサービスを利用していますか?僕は、使っていません。というのも、以前は利用していたのですが、数年前に契約を解除しました。

    サブスクは世の中のほとんどの音楽を月に1000円程の出費で聴く事ができて、音楽好きとしては最高のサービスと言えます。それなのになぜ、僕がサブスクを止めたのか、そして、脱サブスクのメリットについてを、今回の主題とさせていただきます。

・アナログレコードとの出会い

    サブスクをやめた要因として、アナログレコードとの出会いは大きいです。僕は小学生の高学年から音楽を自発的に聴くようになったのですが、その頃からアナログレコードにはなにか神秘的な魅力を感じていました。
    高校生になってバイトをし始めて、自由に使えるお金を得たとき、満を持してレコードを買ってみたのです。

    初めて買ったレコードは、ビートルズの「Sgt. Peppers Lonly Hearts Club Band」でした。サブスク等では何度も聴いていて大好きなアルバムでしたが、レコードでそれを耳にしたとき、明らかに違った感触がありました。 
    僕は「音質の良し悪し」については、さほどわかりません。ですが、レコードで聴こえてくる音は、インターネット上で聴いている音とは明らかに違ったのです

・簡単には聴けないという幸福

    音楽をアナログレコードで聴くのとインターネット上で聴くのとでは、やはり科学的にも音質の差異が在るようです。ですが今回はそれについては言及しません。     
     僕にとっては、サブスクで音楽を聴くのではなく、作品の実物をもってして音楽を聴くことに意味があると思っています。

    サブスクでは、これ以上なく簡単に好奇心を満たす事が出来ます。例えば、何かの雑誌で見て興味を持ったアーティストがいたとします。サブスクを契約していれば、すぐにスマホで検索をかけ、楽曲を視聴できます。
   
    しかしサブスク非契約者は、タワーレコードに行き、アルファベット順に並べられた膨大な数のCDやレコードの中から、目当てのモノを探し出して購入し、持ち帰ってそれをプレーヤーを通して、やっと楽曲を聴くことができます。
    とても面倒ですが、これが良いのです。実物のジャケットを見て、どんな音がするんだろう?こんな音かな?あんな音かな?と、そんなふうに考える時間が、実際にそのレコードに針を落とす瞬間を、より一層楽しみにしてくれます。
   
    好きな女の子がいるとき、その子も自分のことを好きだと知っているよりも、その子が自分のことをどう思っているか分からないときの方が、ドキドキ、ワクワクする。そんな感覚です。

・最高の楽曲と出会ったときの幸福

    これだけ面倒な工程を踏み、好奇心が最大限になっている状態で、運命の楽曲と出会ったとき、それはこれ以上ない幸せを得られます。これからの人生に一生寄り添ってくれること請け合いです。
   
    サブスクで音楽を聴き漁ればそれだけ、この出会いの瞬間の可能性を潰していってしまっているような気がするのです。
   
    それが僕がサブスクを契約しない、大きな理由です。

・最後に 

    今回は「脱サブスクのすゝめ」と題して話を進めさせて頂きました。きっと、異存がある方も多く居られると思いますが、如何でしたでしょうか。
    是非とも沢山の音楽愛好家の方々のご意見を伺いたく想うところです(⁠^⁠^⁠)

    何卒、よろしくお願いいたします🙇



    


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