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芸術のおもしろさ

    皆さんこんにちは、こんばんは。

    ピカソの絵を見たことがあるでしょうか。

    彼による独特な画風の作品は

    よく「ヘタ」だとか「誰でも描ける」というような、、、

    そんなことを言われますよね。

    冗談で「こんなん俺でも描けるな」と言う人も多いでしょうが、

    本気でアートの凄さ、おもしろみが分からない様子で、、、

    こんなのヘタクソなのに何が凄いの???

    というような人も多いです。

    たしかに、ピカソの作品を真似して描くことはそこまで難しいことではないでしょう。

    ですが、それはただの「コピー」であって

    「創作」ではありません。

    これが、なかなかに忘れがちなのです。

    なにもない白紙のキャンバスに

    ピカソは「泣く女」「ゲルニカ」を描いたのです。

    「絵を描いてみてください!!」と、白い紙を渡されたとして

    ゼロからあのような作品を生み出すことは、彼にしか出来ないですよね。

    この事実はよくよく考えると、、、

    とてもおもしろいことだと思いませんか?

    芸術家の頭の中に浮かんだ何かしらのアイデアを

    白い紙の上に描き出した結果、、、

    様々な作品が生まれる。

    即ちそれには、創作者の思想、情念、その時の心情等々が表に出てきた姿

    それがヘンテコだったり、とっても美しかったり、おぞましかったりするのですから

    芸術って、本当に面白いなあと思います。

  ですが、芸術作品を「ただそこに在るもの」として捉えてしまうと、

    途端に「装飾物」「デザイン」としての存在の枠組みに組み込まれてしまうことがあります。

    例えば、カフェに絵画が飾ってあっても

    それに注視しなければ、、、

    「良い雰囲気の店だな」となるだけです。

    ですがその絵画が、何者かの頭の中が表現された「芸術作品」であるということを意識すると、、、

    「むむ、この作品は何を表現しているんだろうか」

    「どんな感情で描いたのだろうか」

    というふうに、芸術を楽しむことができると思います。

    これはきっとあらゆる芸術に言えることで

    音楽だって、全く何も無いところから、、、

    音符を選び、メロディーを紡ぎ、多種多様な楽器でアレンジを添えられ、ようやく完成している。

    いきなり、ポン!!って世の中に誕生したものでは、決してない。

    当たり前の事なのに、なぜか忘れがちなことなんじゃないかなと。そう思ったのでした(⁠^⁠^⁠)  


 それではまた、何卒よろしくお願いします🙇

        


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