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NTT Digital、そのロゴに込めた想いとは【NTT Digitalでともに挑戦を vol.2 平井優生】

ブロックチェーンをはじめ、デジタル技術の社会実装を担う存在として2022年に誕生したNTT Digital。本当の意味でweb3を見つめ、人々に価値を届けるNTT Digitalではたらく意義や醍醐味、挑戦を後押しする環境の魅力などを伝えていく企画が「NTT Digitalでともに挑戦を」です。

今回登場するのは、株式会社NTT Digitalセールス&マーケティング部の平井優生(ひらいゆうき)。ブランドコミュニケーションという仕事や未来への思い、そして子育てと両立する日々の暮らしなどにもせまってみました。



NTT Digitalとお客さまの間に立ってつないでいく

【プロフィール】平井 優生
2012年NTTドコモに入社。群馬支店、関西支社で営業部に所属しマーケティングを担った後、2019年よりマサチューセッツ工科大学へ留学しMBAを取得。人事部なども経験したのち、グローバルに新しい価値を生み出すことにチャレンジしたいとの思いで2023年よりNTT Digitalにジョイン。現在、広報・マーケティングを担当。


最初に平井さんのお仕事について教えてください。

平井 優生(以下、平井):セールス&マーケティング部に所属し、広報・マーケティング全般を担当しています。対外戦略そのものからCI(コーポレート・アイデンティティ)、ブランド、サービス名といったクリエイティブ、リリース・公式サイト・ソーシャルメディアでの発信や取材・登壇・インタビューの内容など、NTT Digitalが発信するあらゆるものに関わっています。

この仕事のやりがいはなんですか?

平井:会社の取り組みをお客さまの目線の間に立ってつなぐことですね。どちらの視点が欠けてもうまくいかないので、個人や法人のお客さまの受け止め方と社内の各チームの出していきたい想いのどちらにも入り込んで、どうコミュニケーションをとり、また今後のビジネス拡大につなげていくかはとてもやりがいがあります。

ちなみにNTT Digitalのロゴにはどのような意図が込められているのですか?

平井: NTT Digitalのロゴではiとiが■と●でつながれていますが、これをデジタルアクセレレーションマークと呼んでいます。Digitalの「1つ目のi」の上の点が四角になっていて、これがデジタルをイメージしており、「2つ目のi」の上の丸は人をイメージしています。デジタルから人に、さまざまなデジタル技術をよりわかりやすくつなげていく存在になりたい、そのような意味を込めています。

カラフルなキービジュアルにはどのような思いが?

平井:半分私の想いも入っているのですが、これらは今後の世界の広がりや多様性を表現しています。デジタルアクセレレーションマークの四角と丸をモチーフに、多様な人がそれぞれの個性を活かしながら生きていく、可能性が広がっていく、そんな未来像をイメージしていますね。

仕事をする上で大切にしていることはありますか?

平井:大事にしていることは、自分の一つひとつの選択・判断が心から正しいと思えることか、という点です。パートナーシップ、マーケティング、コミュニケーションすべてにおいて、最後の拠り所となるのは、やはりルールではなくその判断が自信をもって倫理的に正しいと言えるかどうかではないでしょうか。ここに違和感があるときはしっかり主張をしていきたいと考えていますし、そういった主張がしっかりできる組織風土であると感じています。 特にweb3はあらゆる意味で大きく世界を変える可能性・力を持っていると思いますので、自分が正しいと思うことをしっかりとやりきり、新しいデジタル社会をつくっていくことに貢献していきたいと思っています。

海外留学も経験されていますが、日々の仕事に役に立っていますか?

平井:とても役立っていると思います。特にweb3は業界自体がグローバルなので、一緒に学んだ海外の友人とのネットワークや情報が日々考えることへの直接のインプットになります。本音で意見を聞くことができる、まさに「同じ釜の飯を食べた」いろんな専門性をもった友人のつながりが何よりも宝ですね。コミュニティがグローバルなので、必死に勉強した英語ももちろん役立ちます。海外イベントなどへの出張のシーンだけでなく、日本のイベントでも海外の方がたくさんいらっしゃることも多いです。web3の未来を信じるグローバルなチームで一緒にワクワクに取り組んでいく、そんな環境をエキサイティングだと思える人であれば、とても楽しめるのではないかと思います。

日々の生活をもっと豊かに安心へ、そんな変化をそっと広げていきたい

仕事を通して生み出していきたい価値はありますか?

平井:web3やブロックチェーンという言葉はとっつきにくく、わかりにくいものかもしれません。ですが、その技術の特徴は身近な「ちょっと良い未来」につながっていくものです。スマートコントラクトなどで世の中の取引を安心なものにしたりといった機能面だけでなく、さまざまな価値をトークン化することで、今は見えない、まだ経済の中に組み込まれていない価値を可視化しグローバルにつなげていくことで新たな市場を生み出したりといった可能性があります。web3とかブロックチェーンという言葉そのものではなく、日々の生活がもっと豊かに安心できるようなものになる、そんなちょっと良い未来を世の中に少しずつ広げていけたらと思っています。

そのときに重要なことは何だと思いますか?

平井:やはり目に見える、触れるぐらいの、多くの人が「これ、いいな」と思える、ワクワクするようなweb3の技術を生かした体験をつくっていく必要があるともいます。

土台にあるのは安心や安全でしょうか?

平井: はい、そう思います。人々がもっとつながり、新しい価値を生み出せる未来、格差が縮まりダイバーシティ&インクルージョンが実現した未来、さまざまな可能性がありますが、そもそも安心・安全がなければweb3を利用したいと思えません。安心・安全に目に見える課題を少しずつ解決していく、それがまずは大事だと思います。

立ち上がったばかりの企業としての大変さもあるのでは?

平井:はい(笑)。この1年で広報やマーケティングだけでなく、新事業の検討やM&Aにも関わることもありました。業界としても会社としてもこれからというフェーズなので、あらゆることに関わるチャンスがあります。今の主業務は広報・マーケティングですが、どうNTT Digitalの存在を発信していくか決める過程においては、当たり前ですがすべてのチームと必然的に深く関わることになるんです。熱い想いを持ったさまざまなチームと一緒に、NTT Digitalとしてどう情報を発信していくか、受け手の観点からビジネスの進む方向をどうしていくか、そんな議論を日々しています。

それは面白いことでもありますね。

平井:そうですね。今まで経験してきた仕事のように、伝えるべき商材や伝えるべきことが決まっていることがほとんどないため、みんなでビジネスそのものからつくっていく、そういうステージです。何ができるか、何が一番の魅力になるのか、それがこれから決まっていくという業界はあまりないと思います。これから入ってくるチームメンバー次第で、また違う化学反応が起きていくことが今からとても楽しみです。

自由とチームワーク、それがNTT Digitalだと思う

はたらいて感じるNTT Digitalのカルチャーなどはいかがですか?

平井:MBAで学んだ考え方の一つにDistributed Leadershipというものがあります。すべてできる完璧な人が組織を導くのではなく、それぞれの役割、スキル、知識や経験をつながりの中で活かすことに重点を置き、チームワークでイノベーションを生み出していくというものです。NTT Digitalはまさにその考え方に近く、強みをもったメンバーが能力を発揮し、チームワークで取り組むことを重視した会社だと思います。

そういう環境の良さは?

平井:web3は新しいものなので、これから日常生活への展開の可能性をさぐっていくためにもさまざまな業界の知識が必要だと思います。そこにはそれぞれの専門性を持った多様な人が必要であり、かつその一人ひとりに自ら動かしていくという想いが欠かせないはずです。そのような個性あふれる人々が有機的につながり、ともにチームとして価値を生み出していく、それはすごくエキサイティングな環境ですね。

縦割り感もないですか?

平井:ほとんどないですね。自ら興味があればいろんなチームと話をして、別のチームの議論にも関わることができる環境だと思います。そして何より面白いのは、このようなことがルールとしてあるわけではなく、カルチャーとしてあることですね。

業務時間外の社内交流も活発と聞きましたが。

平井:そうですね。公私ともにみんなで楽しむ機会はいろいろあります。ちなみに今日は、オフィス近くのレンタルルームを借りて、チームメンバーの方のプロの餃子づくりを学びながら、つくって食べる会があり、私も参加します!

なぜ「餃子」なんですか?

餃子店を経営していたメンバーの企画にお誘いいただいたものです。その方に教わりながら、おいしい餃子をみんなでつくって、お酒を持ち寄りワイワイ楽しみます。

子育てと両立しながら、仕事も100%で

お子さんの幼稚園の送迎もされているということですが働き方の面ではいかがですか?

平井: リモートワークが標準なので幼稚園バスへの送り迎えもほとんどできています。

おおまかに一日のスケジュールも教えていただけますか?

平井:毎朝、子どもを幼稚園に送った後、午前9:00頃から自宅でSlackやメールをチェックし、コミュニケーション戦略の資料作成やパートナー企業との提携決裁などのデスクワークを行います。昼食を軽く食べお昼休みを活用し出社、午後の打ち合わせをこなした後、午後17:00頃に退社し、幼稚園に子どもを迎えにいきます。家族で夜ご飯を食べた後、お風呂と寝かしつけは私のタスクです。仕事が残っているときは早朝か、子どもが寝た後に取り組むことが多いですね。

リモートワークに合わせて最近引っ越した家にも工夫があるとお伺いしました。

平井:少し飽きっぽいところがあるので、とてもコンパクトな家ですが、建てる際に、リモートワーク用の書斎だけでなく、リビングや小上がり、本棚と一体化した机、坪庭、屋上などいろいろところで気分を変えて仕事をできるように工夫しました。

在宅勤務に合わせた家なんですね。リモートワークやフレキシブルな勤務だとちょっと怠けたくなることはありませんか?

平井:そんな隙はないですね。いつもチームメンバーのスキルに圧倒されていて(笑)。みんなが決められたこと以上のアウトプットや考えを出して、よりよいものにしていこうという気概に満ちていますし、そのような空気感はいい意味でとてもプレッシャーがあります。web3の可能性を心から信じるメンバーが集まっているので、毎日新しい話題が尽きず、全く飽きることがありません。

どんな人でも想いがあれば、仲間になれる

いろいろお話をお聞きしましたが、最後に平井さんの未来への思いをお伺いできますか?

平井: 人にデジタルが寄り添う未来をつくりたいです。日々のショッピングなどでの支払いや、引っ越しや家の購入での契約、役所での手続きなど、世の中にあふれている様々なルールと手続きにいろいろな人がストレスを感じているのではないでしょうか。そんな毎日の小さな壁をすべて取り払うことができる力をweb3は持っていると思います。日本、そして世界の人々を、新しいデジタルの技術がサポートする世界がすぐそこにある。安心・安全はもちろんのこと、その楽しさにふと気づいていただけるような、そんなきっかけを生み出していければと思っています。

これからの仲間に向けたメッセージもお願いします

平井: これほど日々の変化が大きく、ポテンシャルのある業界は他にはないと思います。どんな人でも想いがあれば仲間になれる、そんな場がここにあります。グローバルに活躍したい、未来の明るいデジタル社会を一緒に生み出していきたい、そのような皆さんのご応募をお待ちしています。個性あふれる仲間と一緒にぜひ働きましょう!

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