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受容のあとの「でもね…」は否定

こちらは9/13のツイートです。
このことについて、もう少し深く語ります。

「But」に注意!

対人援助職のコミュニケーション。「それはつらかったですね。あなたの気持ちはよくわかりました」と受け取ったあとの「でもね…」。せっかくの受容も、「でもね…」が続くと否定にしか聞こえません。さらに、この「でもね…」の先に持論が展開されると、それはもはや説教。このあと相手は心を開くことはなくなり、二度と相談しなくなります。

無意識のうちにやりがち

こうした「でもね…」は、本当に無意識のうちにやりがち。この「でもね…」を防ぐにはどうする?答えは単純。「でもね」を想起させる言葉を表出したときに「でてしまった〜!」と、すぐに気づくこと。そのためには、常に自分の言葉に意識を向けることが必要になります。

ヘトヘトになる

こんなことを常に意識しながら?と思うかもしれません。もちろん、常に意識してコミュニケーションをとるとヘトヘトになります。しかし、これは筋トレのようなもので、慣れます。やればやるほど、空気レベルで意識できるようになるわけです。ですから、まず、援助者として利用者様の前にあらわれるときだけでも、常に意識すること。そして日々、続けること。これに尽きます。

おわりに

noteを更新する時間がとれず、ほぼ放置していたのですが、それでも新たにフォローしてくれる人がいてくれるので、少しずつでも更新していこうと思います!内容はTwitterで反響のあったことや、コミュニケーション技術、精神科訪問看護にまつわることなど、自分が皆さんとシェアしたいと感じた学びを発信しようと考えています!

よろしくお願いします。

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