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こちらあみ子 を救うために クイーンズ・ギャンビット 方式では?


#文学  とは一般社会から弾かれた人たちについて、微に入り細に入り書き綴り共感を誘い、人々の心を震わす素晴らしい創作で、その芥川賞作家の原作で映画化した、#こちらあみ子 は今年NO1のいつまでも心に残る傑作だった。ただ、涙を流すだけでなく現実的に解決法はないのかとも考えた。もちろん色々な試みは行われていると思うが #発達障害  や#グレイゾーン の人たちを救うため、その家族や社会を守るために、ある程度個人の自由など度外視し、#政治 で解決出来ると思う。例えばだけど、
1ある基準を超えた社会性のない子供達は薬で治療する 
2各小中学校へ定期的に専門家が訪れ、問題ある子供を保護する 
3親として健全に養育する資格のない者(育児放棄)の親は養育できない法をつくり国や団体が管理する。

などのパターナリズム的手段で問題児達を少しマシな人生を送れるように、上手く行けば稀有な才能さえ発揮できるようにはできないか?と思う。「クイーンズ・ギャンビット」というアメリカの天才のチェスプレイヤーのドラマがあったが、あの主人公は孤児院で育ち、貧困や寂しさなどあらゆるストレスを軽減する緑のタブレットを院で飲まされていた。確かに中毒にはなっていたが、発育上精神的苦しみは軽減されていたし、養女としてもらわれて行った家庭?奥さんと良い影響を与え合い、結局自由になり豊かで素晴らしい人生を送った。あみ子の様なお子さんが日本中に居ると思うが、クイーンズキャビネット方式で救ってほしいな。変わって自分語りになってしまうが、上記の提案は単なる一般人の意見ではなく、自分自身の生い立ちが問題多く20代後半くらいまではかなりの厳しい道のりだった。もう一つは自分の子供があみ子と同じような病気を抱えており今は成人しているが、子供時代育てるのは大変だった。しかし映画のように放棄はせず、自分なりの接し方で現在も彼の成長を見守り、大きな成果を求めたりせず普通に暮らしている。自分については、帰国子女+親DV+軽い発達障害のハイブリッドで子供時代幸せではなかった。毎日が地獄みたいな日々が続いたのは、父母が社会から見つけられないように私を隠したこと、父母以外の学校や友達や社会がなかったことが大きい。それをどうやって改善すれば良いかも分からず無知だったが、思春期の地獄から徐々に、知恵と努力で這い上がった。現代は20~30年前とは全然違い社会構造が出来上がっていて、下へ追いやられ生きる方法を無くせばもう死ぬしかない。社会から置いてきぼりにされた人たちを救う方法は政治でしか解決できない。放置せずにむしろクイーンズ・ギャンビットの様に救う方法を実行してほしいな。

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