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23年度新卒インターン生へインタビュー!美大卒デザイナーの仕事

こんにちは!ScopeNext広報担当の中川です。
今週は23年度新卒インターン生の半田さんにインタビューを行いました!
新人デザイナーとしてどんな仕事を行っているのか、ScopeNextへインターンを受けた経緯などお話してくださっていますので、ぜひご覧ください!

顔出しはお恥ずかしいとのことでしたので狸ちゃんになってもらいました!笑

半田さんの自己紹介をお願いいたします!

デザイナーとしてインターンをしている半田です。
4月からの本入社に向けて勉強のためインターンをしています。
美術大学に通っていて、大学では油絵を中心に勉強していました。


美術大学に通っていらっしゃるんですね!美術大学と聞くと受験勉強が
難しそうなイメージがありますが、受験生時代は大変でしたか?

受験科目がデッサンなどのリアルさを重視した科目だったり、
求められているものが抽象的なものが多くて、正解がないためとても難しかったです。

デザインやイラストは創造力が必要ですよね……!
そういった新しいものを考えるのは得意な方ですか?

最初は苦戦していましたが、最近は慣れてきたこともあり、悩むことが少なくなりました。
デザイナーは全ての制作物を0から作るわけではないですが、他の物を参考にしながらかけ合わせて新しい物を作る必要があります。
受験生時代も創造力を掻き立てるのに苦労しましたが、なんとか乗り越えることができました。

美術大学を受験した理由は、
最初からデザイナーを目指していたからでしょうか?

実はゲーム業界に行きたいという目的が先に決まっていて
そこからデザイナーを目指そうとなり美術大学を受験しました。
元からデザインすることも好きだったので、ゲーム業界で働くのであれば
デザイナー職になりたいと思い、数えきれないほどの会社に応募しました。

ゲーム業界への思いが強かったんですね……!
ScopeNextを選んだ理由をお伺いしても良いですか?

幼い頃からコンシューマーやオンライン問わず様々なゲームに触れていてゲーム業界を目指していたこと、面接などを通して新しいことに挑戦できる環境、会社の風通しの良さに魅力を感じたのが理由です。
新しい事に貪欲でバイタリティがあり色々な事を受け入れてくれる会社だと思いましたし、私自身新しい事に挑戦したいタイプなので合っているなと感じました。

就職活動中に意識していたことがあれば教えてください!

早いうちから働くイメージをつかんで、自分の得意不得意を理解することを意識していました。
そのために、自分のやりたいことに近そうな業務のインターンに応募してみたり、会社の説明会などに積極的に参加していました。企業主催のものやSNSで見つけた個人主催のデザイナーの集まりにも参加していました。
また、これまで活用していませんでしたが就職活動の情報収集のためにSNSも始めました。業界やジャンル、働き方などを調べたり、口コミを見たりしたことで、自分が決まっていることを毎日するより様々なことに挑戦して成長したいという目標をより明確にできました。

就職活動で大変だったことはありますか?

ゲーム業界自体がとてもシビアで就職の間口が狭く、色んなゲーム会社を受けてたいましたが全くご縁がありませんでした。
そのため、ゲーム業界のみではなく近しいパチンコ業界を受けてみたり、とにかく内定が欲しかったときは不動産業界など業界問わず受けていました。
とりあえずデザイナーとして実務の経験を積めれば選択肢が広げられるので、がむしゃらな想いで行動していましたね。それほど苦戦していました。

希望の業界に就職できて本当に良かったです…!
次に、現在の業務内容を教えてください。

キャラクターの衣装デザインや、バナーの制作を担当しています。
バナーは他の会社のインターンで制作の経験がありましたが、キャラクターデザインは人生でも初の挑戦でした。私自身キャラクターデザインができると思っていなかったので、可能性を見つけていただけてとても嬉しいです。

入社して早々キャラクターデザインを任せてもらえると
やりがいを感じられますよね!
今まではどういった作品を制作していたのでしょうか?

大学であれば油絵科だったので抽象的な作品が多かったですね。
他の会社のインターンでも日本画的なモノだったり、結構渋めで現実的なイラストが多かったのでキャラクターを描くことはなかったです。
好きなゲームの傾向から、動物とかモンスター系も眺めるのは好きですが、自分では描くことはあまりなく、難しくて奥が深いなと感じました。

イラストの基礎は現実的なモノから始まりますし、
半田さんならきっと色々な作品が生み出せそうですね!
入社して驚いたことはありますか?

コンテンツに詳しければ詳しいほど、強みになることに驚きました。他の方から相談を受けることもあるくらいです。
ゲームもそうですし、映画だったりアニメだったりなんでも興味あることが大事だと強く感じました

コンテンツに対してなんでも興味を持つのは大切なことですよね!
働く上で大事にしていることはありますか?

依頼主がどういうものが欲しいかという認識を早めに擦り合わせることを心掛けています。
これは3年のときに別の会社のインターンで絵を描く仕事を行っていて、擦り合わせをせずに発注者と自分のイメージがずれていたという経験があったため気を付けていることです。
最初に擦り合わせをしておくと作業中に後戻りが少なく、スムーズに進めることができるので、コミュニケーションや擦り合わせはとても大切だと思っています。
ScopeNextに入社して、デザイナーとして仕事をしていく上でも擦り合わせの必要性はより強く感じました。

就活のために学生時代に意識していたことはありますか?

早いうちからインターンなどをして働くイメージをすることと、その中で得意不得意を把握することです。
例えば、デザイナーの業務に近そうなインターンに参加することで、希望業界でどんなことが求められるのかイメージすることができました。
また、企業説明会や、企業主催のデザイナーの語り場、SNSでの集まりなどにも積極的に足を運びました。

学生時代から創作活動は行っていたのですか?

学生時代は創作活動自体は行っていましたが、SNSをしていなかったので就職活動のために始めました。
SNSを始めてみて、ひたすら情報が入ってくるので新しい発見も多く、より自分の好みや業界の好き嫌いが分かるようになりました。
仕事環境についても、働いてる人の口コミなども参考にしていました。
私はたくさん挑戦して成長したいという思いが強かったので、毎日決まったことをやるというのは合わなさそうだと思っていました。
ScopeNextを調べたときは口コミが全然なく、Wantedlyの情報しかなかったので正直最初はとても不安でした笑
実際に面談で話してみたら、社員の方の人柄もそうですし、業務内容も面白そうだと感じたので挑戦してみて良かったです。

インターン中に達成感を得たエピソードはありますか?

会社に入って仕事というものに初めて触れて、自分の働きが会社に貢献しているという成果が見えたときがうれしかったです。
キャラクターデザイナーが何人かいるのですが、1人にタスクが集中してしまうと溢れてしまうので、そのタスクを手分けして作業しました。
1人が全てデザインしてしまうとその方も大変だと思いますし、その方のデザインしか出てこないので、皆で分担してデザインしたり、デザイナー同士で相談して協力して作り上げられるのが良いのかなと思います。
自分のした仕事が宙に浮いているのではなく、組織の中でどう役立つか分かると、ここで仕事をしたという実感を持つことができました。
デザインは目に見える実績として分かりやすく、評価もしてもらいやすいのも達成感がありますね。

反対に、失敗や大変な思いをしたエピソードはありますか?

インターンを始めたばかりの頃、発注者とキャラクターの認識の擦り合わせが上手くできていなかったことです。分からないことがあったときに、先輩に相談したくてもどのタイミングでしたら良いか分からなくて、認識を合わせるのに苦戦しました。
話しかけやすい人でさえ最初はとても緊張していましたし、先輩が忙しそうだと私に教えることでその人の時間を奪ってしまい、業務ができなくなるのではないかと気にしていました。
業務をしていくうえで、どんどん報連相をしたほうが先輩の助けになると思ったので、今はわからないことや聞きたいことがあったらすぐに連絡するように心がけています。

先輩に話しかけるのって最初は緊張しちゃいますよね…!
たくさん質問して良いと思いますよ!
学生時代にアルバイトなどはしていましたか?

イラストを描くアルバイトと、バナーデザインのアルバイトをしていました。
イラストを描くアルバイトは、元々の学科が油絵科だったので、日本画のイラストを描く仕事をしていました。けっこう特殊なアルバイトで、話すたびよく驚かれます。
バナーデザインは、実績を積むためにデザイナー職でひたすら応募したときに採用していただいたもので、不動産のセミナーのバナーや系列店のチラシなどをデザインしていました。
それ以外にも、色々なアルバイトをしてみようと思って、レジ打ちなどの普通のアルバイトもしていました。
ゲーム業界のアルバイトも探していたのですが、即戦力を求められていて、応募に必要なレベルが高すぎたのと、学生ですらSNSのフォロワー数や相当な実力などのアピールポイントがないと採用していただけませんでした。今はこの会社に内定をいただき、インターン活動も行えて、本当に良かったと感じています。

ScopeNextでやりたいことや今後の目標はありますか?

今は顔や髪型などデザインの基礎が決まっているキャラクター達の衣装をデザインしているので、キャラクター全体のデザインもいつかしてみたいと思っています。
髪型や表情だったり、個性溢れるキャラクターをいつか自分でも産み出してみたいですね。
また、エフェクトにも興味があります。特に3Dのエフェクトに興味があるのですが、AfterEffectやParticleが使えないといけないため、知識を身に着けている最中です。
実際にあるエフェクトをUnityで真似して自主的に勉強したりしています。
正直なところ、キャラクターデザインでさえ今までできると思っていなかったので、仕事で初めて任されて制作できたことに驚いています。
色々なことに挑戦したいと思って入社したので、それを早々に叶えてもらえて嬉しく思っています。これからも様々なスキルを身に着けられるようになりたいですね。

向上心があってとても素敵ですね!
プライベートやお休みの日はなにをしていますか?

ゲームをやる時間が一番長いです。ポケモンやどうぶつの森のほか、スマホやPCでできるインディーズゲームをよくしています。癒しだったらコンシューマーのほのぼのゲーム、新しい世界観やゲームに触れたかったらインディーズというように気分によっていろいろなゲームを選んでいます。
そのほかには、外に出かけて、いろんなお店に行ったり新しい味に挑戦したり謎のお菓子を買ったりしています。街を歩いてリフレッシュするだけではなく、新しいデザインやロゴを発見でき、刺激があるので、デザインの観点で見ることが多いです。

プライベートでも新しい発見や刺激を探されているのですね!
最後に、これからインターンや会社に応募を考えている方へ
一言お願いします。

最初は緊張していましたが、本当に優しい人が多くて相談に乗ってもらいやすい環境だと思います。
出社して業務をしていると、先輩の姿が近くで見られるので、自分のダメなところに気づきやすいですね。また、イラストツールは今まであまり触っていなかったため、先輩方のツールの使い方や、参考になる作品などを間近で見られるので成長を早く感じられます。
卒業が決まっていて授業もないのでインターンを始めたのですが、覚えることが多いので、4月から入社ではなく、インターンをすることで現場に早く慣れるので良かったです。

ありがとうございました!
半田さんのこれまでの経験や業界に入るまでの苦労、
仕事に対する今後の思いをお聞きすることが出来ました。
これからのデザイナーとしての活躍に期待ができそうですね!

ー最後にー
ScopeNextでは採用を強化しています。
この記事を読んで楽しそう、興味が湧いたと感じた方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度お話を聞きにきてください!
皆様とお会いできることを心から楽しみにしております。