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【マンガ感想】なろう系+デスノート=すごいスマホとか【23前編/22年週刊少年ジャンプ】

問題作?すごいスマホです。
そこそこ辛辣な事を書いています。ご注意ください。
あと、呪術廻戦パチンコと逃げ若がマンキンな事とか書きました。

掲載順に感想。
星5個くらいを満点としてざっくり評価。
星の目安は以下。
星1:下手い。
星2:悪くはない。このレベルなら満足。
星3:良い。このレベルなら嬉しい。
星4:非常に上手い。
星5:神。

すごいスマホ(1話)-★

表紙&巻頭カラー。カラーは普通に上手いです。

なんでもじゃないけど大体できるスマホ。
なんかデスノート的な、超便利ツールを私的利用する話見たいです。
こう書くとめっちゃ嫌な物語みたいですねw。
別に否定的な感情は無いです。

むしろヤバかったのは単語です。
ちょっとセンスに救いが無いレベルでそそられないんですけど皆さんは受け入れられたんでしょうかね?
グーググ」「すごいスマホ(すマホ)」いや~どうなんだ、これ。

正直物語も1話にしては面白さが足りなかったと思います。
主人公は脱力系天才。他人のために頭脳戦をして一応のカタルシスがありました。
でも、私には劣化版デスノートにしか感じなかったんですよね。

似ている点を挙げてみます。
カッコ内に違う部分を書いています(デスノート - すマホ)。

  • 物語開始時、主人公は天才(秀才まじめ - 脱力系)

  • 便利ツールを手に入れる(デスノート - すごいスマホ)

  • 便利ツールのルールが徐々に開示される謎解き要素(まだ不明)

気になったのはこの3点です。
ルールについては、まだ1話なので何とも。

作話のコンセプトが「なろう系デスノート(令和版)」だったりするんでしょうかね?
脱力系はなろう系要素、スマホは令和()要素という意味ですね。

まあ毎度の事、似ているとは思っても、これから違いがにじみ出てくるはずなのでこれからに期待しておきます。
あと、少年たちはリアルタイムでデスノートを読んでいませんし、未読勢も多いでしょう。であれば、似ていても良いんですよね。私は、今風にアレンジして別の物語を紡げば全然オッケーだと思います。

付け加えると、カラーにライバルか仲間が出てきていました。

原作 冨澤浩気, 作画 肥田野健太郎「すごいスマホ」(「週刊少年ジャンプ」23号、集英社、2022年)4, 5頁。

安直に考えるなら、赤い人は敵で黄色いメッシュの子は仲間になる感じでしょうか。
この辺のキャラクタの掘り下げ次第でデスノートとの違いとか、すマホだけの面白さが出てくると期待しておきます。

ただし激辛の星1
作画でも第1話なのに主人公の背景が真っ白で残念でした。


ワンピース(1048話) -★★

振ってこない拳。

尾田栄一郎「ワンピース」(「週刊少年ジャンプ」23号、集英社、2022年)85頁。

ゴムゴムの猿神銃。
いやゴム要素無いやんwww

伸びても縮んでも居ないけど強いんか?それ。
とかしょうもない事を考えてしまいましたけど、絵的な派手さは良かったです。
カイドウもルフィもなんかすごそうな感じがちゃんと出ていて、結果に納得感が出そうな気がしました。


呪術廻戦(183話)-★★

「坐殺博徒」
まさかのパチンコ能力。

芥見先生らしくはある。要所要所にパチンコ要素ぶっこんできて尋常でない思いを感じますw。

芥見下々「呪術廻戦」(「週刊少年ジャンプ」23号、集英社、2022年)98, 99頁。

とりあえず、当たれば勝ちっぽいです。
確変中のボーナスは黒閃バンバン打てるとかそういう感じですかね?

無駄に色々考えているのも、シャルルさんが原作厨なのも解釈一致です。

芥見下々「呪術廻戦」(「週刊少年ジャンプ」23号、集英社、2022年)106頁。

すんなり当たったのでこれからボコボコにするんでしょうかね。
今回のバトルは秤の強さを読者に説明する意味もありそうですから、シャルルさんが粘るのも微妙そうな気がします。
まあ芥見先生なら読ませる展開を考えているでしょう。


サカモトデイズ(69話)-★★★

聴覚くんとの共闘。
シンはムリをして未来視をすると。

未来視系の能力はチート級に強くなっても困るのでほどほど程度になるんでしょうかね。その辺のバランス感覚は鈴木先生なら心配しなくて良さそうです。


僕とロボコ(87話)-★★

テスト返し。
増刊号ネタは今回はやらなかったですね。

普通に面白かったです。


あかね噺(12話)-★★

頭の固い先生を落語で見返す話。

なんだかんだジャンボが良い味出してます。
ジャンボの語りで説得力が増していて上手い。

逆に先生のリアクションは物足りなかったです。

原作 末永裕樹, 作画 馬上鷹将(「週刊少年ジャンプ」23号、集英社、2022年)171頁。

しっかりとあかねを理解してくれたように思いますけど、落語で笑っていないんですよね。
せっかくなら笑って欲しかったです。

本作あかね噺は、ここまで話がすごく上手く面白いです。その練りに練った作話の狭間だったように感じました。
先生の話は正直無くても良い要素なんですけど、ジャンボを出しておきたかったという事なんでしょうかね。

今後ジャンボが活きてくるなら全然アリですね。活かしてくれるでしょう。


ウィッチウォッチ(60話)-★★

篠原健太「ウィッチウォッチ」(「週刊少年ジャンプ」23号、集英社、2022年)190頁。

かわいい。
今回はそんなに刺さらなかったです。かわいかったけど。


アオのハコ(51話) -★★

タイトル「このくらいが丁度いい」
身長の話でした。千夏先輩にとっては今の大喜の身長が丁度いいよ、と。

今回割と重要そうな表情がありました。

三浦糀「アオのハコ」(「週刊少年ジャンプ」23号、集英社、2022年)205頁。

千夏先輩は大喜が小さい時を知っているみたいです。
このコマのすぐ後身長の話になるので、この話はここで終わっています。

今後、大喜が千夏先輩を意識する前から千夏先輩は意識してたんだよというエピソードがきそうですね。
そしてエモそうです。
その方向に行くとしたら初めから両想いだったね、という話に落ち着くんでしょうかね?

雛の立つ瀬無し。
次回は雛が大喜に告白した事を知った(もう知ってる)千夏先輩のリアクションから。
この二人ならドロドロ厭味ったらしい感じにはならないので胃が痛くなることは無さそうです。


夜桜さんちの大作戦(128話) -★★★

センターカラー。マトリックスみたい。でもよく見るとアジサイ。

権平ひつじ「夜桜さん家の大作戦」(「週刊少年ジャンプ」23号、集英社、2022年)237頁。

パパの計画が明かされました。妻(みんなの母親)を生き返らせる事が目的だったみたいです。
そのためなら他人が何万人死んでも良いと。

パパの表情が最高に良かったです。言ってることはヤバいのに、表情が凄く穏やかなんですよね。まさしくサイコパス

権平ひつじ「夜桜さん家の大作戦」(「週刊少年ジャンプ」23号、集英社、2022年)250頁。

ここからどこに落とすのか見守りたいです。
やっぱり改心する方向でしょうかね。


逃げ上手の若君(61話) -★★

若と頼重のイチャイチャ。

松井優征「逃げ上手の若君」(「週刊少年ジャンプ」23号、集英社、2022年)267頁。

めちゃくちゃ可愛いですねw。
少年で髪が長くて可愛くて…この感じどこかで?とデジャブっぽい感情があったんですけどシャーマンキングのハオですね。

武井宏之「シャーマンキング 32」(ジャンプコミックス、2005年)179頁。

なんなら葉も可愛いですからね。

今はマガジンが権利を持っているんですよね、シャーマンキングて。
kindleでジャンプ時代のコミックスを買っていたらどうなったんでしょうかね?
もともとkindle化されていなかったかもしれませんけど、今は当然ジャンプコミックスとしての販売ページはありません。

私はもうずっと電子版しか買っていませんけど、今後版元が変わるマンガがあったら過去に買った作品が読めるのかちょっと疑問ですね。
販売ページの消滅と共に無かった事になりそうな予感もします。

そういう意味では紙の方が安全ですね。


なかじめ

シャーマンキングの紙のコミックス持ってたの偉くないですか?
上の画像は拾いものじゃなくて自分で撮ったんですよ。
このnoteでは基本、拾い物の画像(特にマンガ)は使わないようにしています。なので自分で用意できないときは諦めています。

まだコミックスを捨ててなかった気がして引っ張り出してきました。ちなみにシャーマンキングは割と好きな作品で、コミックスも完全版もどっちも持ってました。
なんならその後のスピンオフみたいな作品も買ってました。

これとかです。
でも今回探したら、完全版が見当たらないんですよね。もしかしたらBOOKOFFに出荷されてしまったかもしれません。
ちょっと残念です。

でも、紙は場所を取って仕方ないんですよね。
無限に広い家に住んでいれば……。
でも紙は劣化して汚くなっちゃうんですよね。そこも難しいところ。

noteでもtwitterでも観測される範囲では、紙派の方が多いみたいですよね。
どちらの良さも分かりつつ私は今は電子派です。
電子版ももうちょっと安くなるか4割くらい作者に入ったらいいんですけどねw。

前半はここまで。
後編もよろしくお願いします!

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