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大学生のTOEIC800点対策③:テキスト紹介1

引き続き、私が大学生のために実施しているTOEIC対策のご紹介です(目標およそ800点レベル、対象としては500点から700点くらいの学生)。500点未満の人は、他にも対策が必要(まずは中高英語の復習から)。今回はテキストについて(以前の800点対策記事①を分割して説明を追加しました)。

★テキスト紹介

◉目標スコア800点程度(ほとんどの教材がもう少し高得点にも対応)
◎単語帳:一般向けDUO 3.0とTOEIC専用(金フレ等)の二本立て
 両方使って欠点を相互に補完:DUOは古さ、金フレは単語の少なさ
 音声学習が必須(金フレシリーズは音声無料、DUOは有料CD)
 単語は長期間取り組む覚悟が必要
◎テクニック(全パート対策):TOEIC L&Rテスト 直前の技術
 短期間でスコアが上がるテク本(有名&長命にはちゃんと訳が)
 ある意味1回だけ効くドーピング、後は地道な努力が必要
◎文法対策:TOEIC L&Rテスト 英文法 出るとこだけ!
 文法解説はこれで十分(8割程度は正解可能):タイパが良い
 応用力重視(鉄則に整理):量の不足は別の教材で補うこと
公式問題集で2時間テストを体験+直前に時間配分を確認
 数回の受験が必要(初受験でベストスコアは虫が良すぎ)

★質重視か量重視か

個人的には、ひたすら量をこなす対策(問題演習して答え合わせ&短い解説)はお勧めしません。ほぼ同じ問題が出題されたら解けますが、少しヒネられるとお手上げ状態になりかねないので。応用力がつくような解説が加えられているかどうかがテキスト選びのポイントです。出るとこだけ!を利用しているのも、この点を高く評価してのこと。DUOも、授業では接頭辞・接尾辞・語根・語源や句動詞を本文よりも詳しく解説して、応用力を高める工夫をしております。TOEIC対策は不思議と量重視になりがちですが、時間もお金も限られているので、質重視がいいと私は思います。

今回はここまで。今後も関連記事を随時投稿予定。

以下をクリックして関連記事もご覧ください。


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また、TOEIC特急シリーズは朝日新聞出版の公式サイトから無料の音声ファイルがダウンロード可能ですので、是非ご利用ください。

❶DUO 3.0

テキスト本体

CD復習用(基礎用よりも復習用が有効)

❷TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (特急シリーズ)

略して「金フレ」、TOEIC中級者向け(目標800点以上)

出版社の公式サイトから無料で音声ファイルのダウンロードが可能

❸TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のセンテンス (特急シリーズ)

略して「金セン
【ミニ書評】言ってしまえば「金フレ」のDUO版、金フレを選ぶか金センを選ぶかは各自で判断してください。

出版社の公式サイトから無料で音声ファイルのダウンロードが可能

❹TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ (特急シリーズ)

略して「銀フレ
【ミニ書評】TOEIC初心者向け、大学生というより高校生向け(注意:これだけ目標スコアが600点程度)

出版社の公式サイトから無料で音声ファイルのダウンロードが可能

❺TOEIC L&Rテスト 直前の技術

【ミニ書評】私が知る限り最古のテク本(何度も改訂を繰り返して今でもAmazon「TOEIC関連本の売れ筋ランキング」で上位にランクイン)、これでもかというくらいにTOEICテクを紹介してくれますが、玉石混交なので自分で取捨選択すること

❻TOEIC L&Rテスト 英文法出るとこだけ!

【ミニ書評】文法は時間がかかるので、とりあえず必要な項目を鉄則として整理(「33の鉄則」は文法が苦手な人のTOEIC対策としては十分なレベル、文法とは呼べないTOEICの出題傾向的な項目もあるので、ちゃんとした英文法を学びたい人には不十分)

❼TOEIC L&R TEST 出る問特急 金の文法 (特急シリーズ)

【ミニ書評】量をこなして解きまくる系のP5対策本ですが、それがお好きな方はこの本をどうぞ(「33の鉄則」ならぬ「82の金のルール」は流石に多すぎでは?)、金センとDUOのコンセプトの類似性も含めて微妙な点はあるものの効果は間違いなく出るはず


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