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80万で作られたという仕組みをスクーミーで、2時間で子どもたちと作ったけど実際はもっと大切なことがあるという話

観光となぞなぞアプリ、そして公園にポスターを貼ってクイズラリー形式にして、コロナ収束後に、多くの場所に遊びにいくのを推進するアプリケーションを作っていたんですが、大阪のある仕組みを見つけました。

それは、コロナウイルス追跡システム。

80万で構築したものを学生が2時間で作り上げる

スクーミーを活用して学んでいる子どもたちの定期会議で、この仕組みいけそうだよね。しかも今作っているものに合わせて作れそうだよねということで、17時から19時のオンライン会議の中で作りました。で、作ったけど、結局大事なところはデザインジじゃない?ってなった話です。

スクーミーの紹介はこちらで行っています。

で、オチは、フェイスブックで投稿したら10分で導入先が決まったことです。

大阪コロナウイルス追跡システムは80万くらいでできたらしいってことで、さっき、2時間で小学生と中学生と高校生の4人で協力して、子どものアイデアのスパイスを加えた同じことができる仕組みを作りました。デザインはこれからとして仕組み自体は完成です。

大阪の仕組みはこれです。
http://www.pref.osaka.lg.jp/smart_somu/osaka_covid19/index.html

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画像:大阪コロナ追跡システムについてのHPから抜粋

要は、施設に入って、QRコードを読み込んで、メールアドレスを登録する。そしてその施設で何かあれば、メールが送られてくるという仕組みです。

ということで、作りました。

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スクーミーの教材と、GlideというGoogleスプレットシートを使ってアプリケーションをつくることのできる手法です。今話題の、ノーコードということで、コードを書いてはいません。

所用時間は、先ほども書きましたが、2時間。メンバーは小学生・中学生・高校生。最近、山梨県のテイクアウト情報を公開するアプリケーションを2日で開発したチームです。スクーミーでIT活用やプロジェクトを勉強しているメンバーになります。

決して、大阪をディスっているのではなく、むしろリスペクトしています。だいたいこういう仕組みって、どっかのシステム会社がアホみたいな金額で受注してスッカスカの仕組み作って、はい終わりみたいな感じですが、、、、、。

どう仕組みをデザインするか

そして、ここからが本題です。仕組みなんて簡単につくることができるので、あとはこのQRコードを読み込むという行為をどうデザインするかです。

施設の入り口にただ、QRコードがあったらやりますか??

施設に入ったら、まずQRコードを読み込むという新しい文化を作らなければいけないのかところに大変さを感じます。確かに、登録した方が、何かあった時に連絡がくるので、自分のためにはなるのですが、その行為を気持ちよく行えるようにしたいです。

テイクアウトサービスの時もそうでした。いくら弁当売っていますとか、テイクアウトサービスを始めたと言っても、はじめて入るお店ではなかなかテイクアウトできませんでした・・・。精神的に大変というかなんとも言えない壁がありました。そこをどう突破するのかも結局デザインすることが大事になるのだと思います。

つまり

仕組み自体は割とすぐできる。あとは、その仕組みをどうやって使ってもらうかを考え、そして、使ってもらいその仕組みの最大の効果を出す。

ここの部分は子供目線で、そしてスクーミーの教材を活用しながら作っています。ただQRコードだけ読み込むのだとつまらないから、あえて隠しておいて宝探しみたいにするとか、そのお店のクーポンにするとか、クイズに答えたら何か起こるなどです。あとは観光と合わせてスタンプラリーにするとかの意見も出ました。

スクーミーの効果

スクーミーは、ITや先進技術を活用した探究学習や研究を行う際の第一歩をサポートする学習教材です。

こんなもの作って活用したいんだけど何から始めればいい?とか、プログラミング始めたいんだけど何からすればいい?っていうよくある会話に、「あ、それスクーミーで始めれば?」と気持ちよく返答できるような教材がスクーミーです。アカウントは無料で作成できます。ぜひ活用してください。また、現在Glideに特化したクリエイターコミュニティを作ろうとしています。こちらも興味あればぜひよろしくお願いします。


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