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10ヶ月の学びの旅でつかんだものとは?先生のためのラーニングジャーニー「チームを考える学校」に参加して

こんにちは、cokowillの秋元です。

あなたは最近、「もっと良いチーム・組織にしたいと思って、こんなにも一生懸命に伝えてるのに、なぜわかってくれないのか?」と思ったことはありませんか?

そんなとき、「自分は悪くない。あの人たちがわかっていないんだ。」と考えて、相手を躍起になって説得しようとしたことや、どうやったら説得できるかと考えたことはありませんか?
私もそんなことを考えていた一人です。

参加のきっかけ

当時、cokowillとは別の組織で感じていた、ある課題を解決したいと思い、どうやったらわかってもらえるのか?としきりに考えていました。
しかし、相手を説得しようとしているだけでは、同じところをぐるぐる繰り返している感じがして解決の糸口が見えないことが続いていました。
自分の想いを伝えても伝えてもわかってもらえない感じがする。それどころか、伝えれば伝えるほど状況や関係性が悪化しているかもしれないと感じる時もありました。

そこで、思い切って10ヵ月のラーニングジャーニー「チームを考える学校」

に参加することにしました。

この「チームを考える学校」は”変化を創り続けたいと願う先生のためのラーニングジャーニーです。
私は先生ではありませんが、学校で働く先生も、企業で働く私も、同じようにチームについての願いを抱えていて、働く場所は違えど多くの共通する悩みや気づきを共有し学び合ってきました。

10ヶ月間の学びの中で、私は「相手を変えさせようとしても変化を創り出すことはできないのだ」と心底気づくに至りました。

このラーニングジャーニーで私が学んだこと、そして学びからつかんだことをご紹介することは、先生のみなさんを始め、「なぜあの人たちはわかってくれないのか?」と思って悩んでいる人にとって、参考になるかもしれません。

「チームを考える学校」で学んだこと

「チームを考える学校」では、主に3つのことをワークを通して体験しながら学びました。
・対話のスキル
・チームでのビジョンづくりのスキル
・システムとしての視点
(システム思考についての参考リンクはこちら https://note.com/cokowill/n/nbb2eb7f3b3fd

特に対話のスキルは、テクニックだけでなく、対話をする時にどんな自分で対話するのか?を様々な観点から繰り返し学ぶことができました。

対話するには、中庸の状態で対話すること、聴くことが何よりも大事、相手の心の奥にある願いに耳を傾けることなど、たくさんのことが心に残っています。
この対話のスキルは、今の私の土台になっています。

心を打ったフィードバックからつかんだこと

何よりも私が「チームを考える学校」に参加して得たことは、一言で言うと「変化は自分から」という人生を通してゆらぐことがない軸ができたことです。

特に印象深いのは、ワークの中で「話を聞いてると、『自分が正しい正しい』って言っているように聞こえるよ」とフィードバックを受けたことでした。

なぜそのフィードバックが私の心を打ったのかというと、私はチームを良くしたいと口では言いながら、『私は正しい』という看板のようなものを常に掲げていたんだ、ということに心の奥底から気がついたからです。

実は、このフィードバックを受ける前にも「正しい」というキーワードは、自分によく起きるパターンだと知ってはいました。
システム思考について学ぶ中でもこのパターンについては気づいていましたし、「チームを考える学校」の課題図書に載っているワークに仲間と取り組む中で、「正しい」という餌に飛びつきやすいのが自分のパターンだと散々話していたし、気をつけていたつもりだったのです。

でも、気をつけていたにも関わらず、相変わらず「正しい」という餌に飛びついて自分を正当化しようとしていたことを、このフィードバックで改めて突きつけられた感じがしました。

きっとこの『私は正しい』と迫るような私の関わり方は、相手にとって威圧的と感じられ抵抗感を産んでいたに違いありません。

この後、私は常に自分自身にこんなことを問いかけるようになりました。
私は正しいか正しくないか?という互いを苦しめるようなゲームをしていないか?
そもそも私はどんなことを願っていて、周りとどんな関係を築きながら働いていきたいのか?
相手はどんなことを心の中で願っているのか?
相手にとってわかりやすい言葉はどんな言葉だろう?
自分だけの偏った見方をしていないだろうか?


このような問いかけを常に持ちながら今までより自然体で過ごせるようになると、今までよりもどかしい気持ちが減り、説得しようと躍起にならなくても、私がこうなるといいなぁと願うものに周りも共感してくれることが増えるようになったように思います。

この経験は私に、相手を変えさせることに意識を向けることは止めよう、自分の中の願いに意識を向け、自分のあり方や言動を真摯に見つめ続けることが何よりも大切で、変化を創り出したいと思うなら、自分の変化から始めるのだという、心の変化をもたらしてくれました。

この心の変化は、一朝一夕で消えるものではなく、人生を通して大事に持ち続けられるものとして私の心の中に深く根差し始めています。

思い切って学びの旅に飛び込んでみませんか

冒頭に「『もっと良いチーム・組織にしたいと思って、こんなにも一生懸命に伝えてるのに、なぜわかってくれないのか?』と思ったことはありませんか?」とみなさんに問いかけさせてもらいました。

私もまさに一年前こんなことを思って、周りに対して不満に近い感情を感じて悩んでいました。
ラーニングジャーニーを終えた今、一年前の悩みを振り返ってみると、一年前とは全く違う見え方をし、全く違う感情を感じていて、随分遠いところまで歩んできたような感覚があります。

もし、読んでくださっているみなさんの中で、学校や自分のいるチームをより良くしたいと願いながらも、どうしてもうまく行かないと悩みを抱えているのならば、「チームを考える学校」に思い切って飛び込んでみることをお勧めします。

新たな見え方や考え方を手に入れられるかもしれません。

\お知らせ/
「チームを考える学校」は今年の3月末から2期がスタートします!
▼チームを考える学校の詳細

現在、オンライン説明会も実施しておりますので、詳しい話を聞きたいという方はぜひ下記のお申込みフォームからお申し込みください。
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