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【『Schoo for Business』活用のヒント】学ぶことから「離脱させない」仕組みづくり!マネージャーのスキル平準化と学ぶ風土づくり

今回は、「ワークプレイスで、ゆたかな未来を」をミッションに、多様な働き方を支援するためのワークプレイス事業(オフィス仲介事業・オフィス内装事業・オフィス家具EC事業等)を展開している47ホールディングス株式会社様 (以下「47HD 様」)の事例をご紹介します。📖

【導入までの背景】管理職登用の促進により、マネージャーの知識・スキルのばらつきが課題に

Schoo導入以前は、組織規模がそこまで大きくなかったため、OJT以外の研修を実施していなかった47HD様。事業成長とともに各組織の人数が増え、管理職登用を促進したことによって、特にマネージャーの知識・スキルのばらつきが課題になってきたそうです。
 
そこでまずは、マネージャーを対象とした研修を自社で考案して実施。しかし、コンテンツやカリキュラムの作成、新任メンバーへの追加研修の実施などで、多くの工数がかかっていました。
そのため、自社完結の研修は難しいと判断し、外部ツールを導入することにしたそうです。
オフィス仲介事業・オフィス内装事業のマネージャーを対象に、スキルの平準化を目指し、全員が同じコンテンツを視聴できるSchooを活用した研修の導入を決定いただきました。

【Schoo導入の決め手】「気軽に、幅広く」学べる学習ツール

マネージャーを対象とした学習促進を行うにあたり、以下3つのポイントを重視し、ツールを選定したそうです。

(1)いつでも気軽に視聴できる
マネージャーによって入社時期や就任時期にばらつきがあるため、後から研修内容を追いかけて視聴ができ、個別で学習を進めることができることを重視したそうです。
Schooは、同じ研修カリキュラムを個人のタイミングで自由に視聴することが可能な点がポイントになったとお話しいただきました。

(2)内容がわかりやすい
様々な職種のマネージャーがおり、ビジネススキルの習熟度も人それぞれなので、まずはどのレベルの人でも理解ができる、わかりやすいコンテンツであることも重要でした。
 
導入ツールを検討する際、他社の研修は難易度が高い授業が多い印象だったそうですが、Schooは誰でも理解ができるわかりやすいコンテンツが豊富だった点も、選定のポイントになったそうです。

(3)幅広く学べるコンテンツがある
マネージャーが自分の能力やスキルに合わせて興味のある分野を自由に学べることも重視したそうです。
Schooには7500本を超えるコンテンツがあり、テーマの幅が豊富な点も気に入っていただきました。

上記3つのポイントを踏まえ、マネージャーの知識・スキルを平準化してレベルアップするために、「気軽に、幅広く」学習できるSchooを導入いただきました。
導入検討の際に、Schooの担当営業が導入後の運用について丁寧に提案していたことも、決め手の一つだそうです。

【利用方法】まずは「学ぶ風土」と「学び続けられる仕組み」を作る

Schooの導入を決めた47HDの人事担当者様は、「やるからには実務に結びつく成果を出してもらいたい!」とお考えでした。そのため、学習を仕組み化することにこだわり、各部の部長や役員と共に運用ルールなどを決定されました。
その背景には、「福利厚生のような自由視聴では、本当の意味で成果に繋がる学習にはならない」という考えがあったとのこと。自由視聴にした場合、マネージャー内で学習意欲にばらつきが生じ、結果的に特定の人しかやらなくなってしまう。そのため、成果に結びつけるのであれば会社として学びの仕組みを作り、全員を「学びから離脱させないようにする」ことが必要だと考えたそうです。
こうして、「学び続けられる仕組みづくり」をコンセプトに、47HD様でのSchooを活用した学習が始まりました。

■Schooを有効活用するための工夫

・工夫①まずは部長が率先してSchooを活用
マネージャーの学習を促進するにあたり、まずは上長である部長が率先してSchooでの講座視聴を行う方針にしたそうです。上長が学習する姿を見て、部下であるマネージャーも自ずと学習に前向きになってもらうよう心がけました。
・工夫②全員参加で隔月のディスカッションを実施
講座の受講自体はマネージャーが各自で行う運用にしたものの、それだけだと離脱してしまうメンバーが出かねないため、全員で集まってのディスカッションを隔月で実施。マネージャーは、事前に指定された「必須講座」を受講し、ディスカッションではその内容に沿ったテーマで自身の学びや経験談をシェアしているそうです。

▼ディスカッションの様子

「必須講座」は全員共通ですが、それだけでなく各人が自由に選択できる「任意講座」も、ディスカッション当日までに1つ以上受講する、というルールを設けているとのことです。
 
受講講座の選定やディスカッションの方針については、基本的に各部の部長に任せており、サポート役として人事も参加することで、学びの促進を行っておられます。
 
・工夫③全員の受講履歴をスプレッドシートで見える化
マネージャー全員が「学び続けられる」ようにするため、全員の受講履歴をスプレッドシートに記載しているそうです。各々の学習状況が参考になり、お互いに刺激になっているとのことです。
さらに、学習進捗が順調なメンバーと遅れているメンバーが一目でわかるので、人事や部長が状況に合わせたフォローができる点も運用のメリットだと教えていただきました。

▼スプレッドシートのサンプル

〜受講&ディスカッション:おすすめの授業〜
ビジネスコーチング スキル・マインドセットと実践例(https://schoo.jp/course/6798
 
▼研修を設定されたことのある管理職の方の写真と一言コメント

オフィス仲介事業 営業第二部・部長

講座を視聴する中で、「こういう発想をすれば良かったのか」という気付きが沢山あるのが、Schooの良いところだと思います。現在、部長という立場でマネージャーの学習促進を行っていますが、隔月で全員でのディスカッションをすることによって、誰一人として学習から離脱してしまうことなく、むしろ高いモチベーションを維持できていると感じます。ディスカッションは部署をまたいで実施していることもあり、業務以外での相互理解も深まっていくので、とても良い機会だと感じています。

【学習の成果・効果】マネージャーの知識・スキルの平準化が進み、日常業務も円滑に!

マネージャーを対象にSchooでの学習を進めた結果、業務に直結する成果を得られたそうです。

「Schooで学び、ディスカッションを通じてお互いの学びを共有しあうことで、マネージャーの中で共通知識が育まれ、普段の業務が円滑に進むようになりました。たとえば、今までは“MECE“と言っても理解できるマネージャーと出来ないマネージャーがいましたが、同じレベルの知識を持つことで、業務に関する会話がスムーズになったと感じています」とお話しいただきました。

今後もSchooを活用し、「社員のさらなるスキルアップと、学びを継続できる風土づくりを実現していきます!」と意気込んでおられました。

いかがでしたか?

一人でも多くの社員の皆様にSchooを活用し、学習を行っていただくためのヒントになれば幸いです

■『Schoo for Business』について

「今学びたい学習コンテンツに出会える」をコアバリューとし、社会人向け学習動画を約6,500本提供。ビジネスマナーやスキル、営業・プログラミング・デザインの実務スキルについてオンライン動画にて持続的な学習環境を提供することで導入企業は累計2,100社を突破。学習動画を元にした研修カリキュラムの提供やレポート提出、利用者の学習時間・学習傾向から興味のある分野を分析可能。オンライン集合学習機能も搭載。自発型学習による社員一人ひとりの潜在した可能性との出逢い、成長の機会の提供に役立てられている。オンライン学習サービス調査で4部門1位を獲得

■株式会社Schooについて


「世の中から卒業をなくす」をミッションに、インターネットでの学びや教育を起点とした社会変革を進めている。大人たちがずっと学び続けるオンライン生放送学習コミュニティ『Schoo(スクー)』は2012年のサービス開始後、「未来に向けて、社会人が今学んでおくべきこと」をコンセプトとした生放送授業を毎日無料提供。過去の放送は録画授業として約7,300本公開中。法人向けには社員研修と自己啓発学習の両立を実現する『Schoo for Business』を提供し、学び続ける組織作りに貢献。登録会員数は約65万人、導入企業実績は2,100社を突破。
2014年から約20の大学・教育機関のDX化を支援。2021年9月には高等教育機関DXプラットフォーム『Schoo Swing 正式版』を提供開始。奄美大島と包括協定を行うなど、地方エリアへの遠隔教育普及によって実現する「未来の暮らし」の確立も進めている。

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