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【『Schoo for Business』活用のヒント】 株式会社YE DIGITAL様の活用事例をご紹介!

はじめまして!
株式会社Schoo(スクー)カスタマーサクセスの竹原三貴と申します。
このnoteでは、法人向けオンライン研修プラン『Schoo for Business』(以下「Schoo」)を効果的に活用いただくための方法や具体的な事例をご紹介します!

今回は、IoT、ビッグデータ、AI、セキュリティといった新しい技術を活用しDXによる新たな社会づくりを推進している株式会社YE DIGITAL様 (以下「YE DIGITAL 様」)の事例をご紹介します。📖

■Schooのご導入目的 📝

・目的:自己啓発
・受講者:全社員に付与
・Schoo導入の背景
①DXで省力化した時間の一部を教育に活用
DXの効果で浮いた時間の一部(年間80時間)を、次の成長のための教育に費やすことを社長方針で提示。その手段としてオンライン学習ツールを採用。
②個人の視野を広げるため
各人が苦手分野の克服や、興味のある分野の学習を進め、視野を広げることで、社内で新たなイノベーションが生まれるようにするため。Schooにある約6500本の幅広いコンテンツを活用。

YE DIGITAL様では、推奨の受講時間を設定しておりますが、学んだ時間ではなく、どれだけ本人の意識や行動に変化があったのかを重視しています。
また学習の定着も、意識や行動の変化も、会社全体での風土醸成が肝だと考え、経営陣・マネジメント層が率先してSchoo活用の推進と「学んだこと」の共有・実践に取り組んでおられます。👏👏👏

Schoo活用が最速で全社に広がり、社員の成長に繋がるよう、YE DIGITAL様では大きく3つの工夫をされています。

■効果的な活用のための工夫

1.社員を迷わせない!学びのスタートが切りやすいような全方位からの推奨 📚💁

受講者の自由な選択に任せる形では、課題が明確でない社員は入り口で迷ってしまい、その結果学びが続かないという事例も多いようです。
そこで全社・部門・チームでのオススメを紹介することで、「○○さんが言うなら観てみたい」「業務の○○に活かせるらしいから観よう!」など当事者意識を持ちやすくなり、受講意欲を高めることができます。

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①コンピテンシーごとの推奨講座を選定

YE DIGITAL様では、Schoo運用の直前から、各職務のコンピテンシー*に合わせて授業選定をし、「階層別オススメ授業(20時間前後)」を社員に推薦されていました。「強制」にはしていませんが、受講期限と受講後の簡単なレポートを設定することで、上司は受講者の感想や「気づき」を知ることができるようになっています。
(授業の選定はSchooのカスタマーサクセスもお手伝いをさせて頂いております!気軽にご相談ください✧)
*コンピテンシーとは、高い業績を収めている従業員に共通して見られる「行動特性」を意味します。

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(提出されたレポートに対し、管理者から返信が可能 @Schoo管理ツール)

②チームリーダーが「ぜひメンバーにも観てほしい!」オススメ授業を設定

業務や事業に密着した必要スキルや、現在のレベルに合わせた教育を人事部門などで統一的に選定することは困難です。そこで、チームリーダーなどに「部門管理者」になってもらい、チーム単位で部門推奨授業を設定されています。メンバーに推奨するためにはリーダー自身もSchooで学ばなければいけないため、自然と管理職も学ぶ習慣が身につきます。(メンバーは上長の背中を見ていますしね!)

さらに初期の立ち上げにあたっては、リーダーが授業を選びやすい様に、Schoo運用責任者様がリーダー向けの推奨ラインナップ(選択肢)を紹介していらっしゃいました。

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※イメージ画像※  (推奨授業を講座設定 @Schoo受講者向けトップページ)

③会議の場や産業医アドバイスでもオススメ授業を共有

YE DIGITAL様は全社会議でSchoo授業で聞いた「会議前の2分間の雑談」を実践してみるなど、会議参加メンバーがSchoo授業概要と実践効果の例を短時間で共有することで、早いタイミングでSchoo活用の波が広がったとのことです。
その他にも、保健師の推奨するメンタルヘルスの授業が安全委員会のメンバーを通じて全社に広がるなど、初期段階での口コミ効果は大きいようです。

2.学習へのインセンティブ:目標管理との連動 🚩

やはり学びのモチベーションを継続させるには、「何のために学ぶのか」を自身で決め、納得感を持つこと。つまり「内発的動機づけ」が重要です。
その上で「学ぶことで会社の評価にも繋がる」というインセンティブの設計があることも効果的です。
YE DIGITAL様では次のように目標管理と評価を行っておられます。

〈目標設定〉
半期ごとの「目標管理」のテーマを以下2つに大きく分け、上司と面談の上それぞれ策定。
①担当業務の重点取り組みテーマ
②期待されるスキル・行動のレベルをあげるためのスキルアップ・テーマ

このスキルアップ・テーマの達成手段の1つとしてSchooを活用。
〈評価〉
学ぶ時間ではなく、「どれだけ本人の意識や行動が変化しているか」を重視。「学習すること」ではなく、スキルや行動のレベルなど、「ありたい姿」を目標として設定することで、評価と成長の「見える化」を行う。

(行動変容の例)
1.「Aさんの、プレゼンの仕方がとても分かりやすくなった」
2.「Bさんは会議で積極的に発言するようになった」
3.「Cさんはチームビルディングを学び、業務改善を提案している」

3.「学び続ける組織づくり」に不可欠な管理職の意識醸成 📣

よく企業様から伺う悩みに「忙しい現場の理解や協力を得られない」というものがあります。ですが、忙しくても「学習する組織」を体現されている組織に共通していることがあります。💡

「人材育成こそマネジメント」であると理解している
②学習のハードルが低く「小さな気付き・学び」を気軽にシェアできている
③どんな学びに対しても、メンバーが称賛する風土を持っている。

このように「学びへのハードルを下げ・育成の優先度を上げる」ためには
学びへの健全な危機感を持っていただく必要がありますよね。
そのためにYE DIGITAL様では以下取り組みが有効との事でした。

✦まずはトップから、経営層の雑談でSchooの学びを推進🔥 

YE DIGITAL様では、まずは影響力の大きいトップがSchooを見て、学びを伝えることが重要として、経営会議の中で、「経営層が見ても面白い授業」「共感できる実践授業」などを何度かサマリして紹介されました。その結果、経営層の中で「今日の会議前2分間のアイスブレイクは何?」「竹槍ではガンダムと戦えない、見た?」などの冗談めいたSchooに関する雑談が生まれ、それがマネージャー層にも波及したそうです。経営層の期待と「その場で話についていかないと!」というマネージャー層の焦りを上手く作用させていらっしゃる施策ですよね。アイスブレイクの話題に困った時は、ぜひ活用してみてください。

またどの施策もYE DIGITAL様は、あくまで「楽しくオススメすること」をモットーに促進されており、メンバーが「面白そう!」「やってみたい!」と思えるように共感の輪を丁寧に広げているのが素晴らしいお考えだと感じました。🌅

★様々な日常の業務のシーンでいかにSchooを溶け込ませられるか
★オススメする本人こそ楽しく・能動的に発信できるか
が真似する上で重要なポイントですね!

いかがでしたか?
人事・育成担当の圧倒的な当事者意識を持ち、風土醸成に繋げているYE DIGITAL様の活用事例でした。✨

今後も、Schooの活用事例をご紹介していきます。
事例のリクエストなどがあれば、ぜひコメントにご記入ください!

■『Schoo for Business』について

「今学びたい学習コンテンツに出会える」をコアバリューとし、社会人向け学習動画を約6,500本提供。ビジネスマナーやスキル、営業・プログラミング・デザインの実務スキルについてオンライン動画にて持続的な学習環境を提供することで導入企業は累計2,100社を突破。学習動画を元にした研修カリキュラムの提供やレポート提出、利用者の学習時間・学習傾向から興味のある分野を分析可能。オンライン集合学習機能も搭載。自発型学習による社員一人ひとりの潜在した可能性との出逢い、成長の機会の提供に役立てられている。オンライン学習サービス調査で4部門1位を獲得

■株式会社Schooについて


「世の中から卒業をなくす」をミッションに、インターネットでの学びや教育を起点とした社会変革を進めている。大人たちがずっと学び続けるオンライン生放送学習コミュニティ『Schoo(スクー)』は2012年のサービス開始後、「未来に向けて、社会人が今学んでおくべきこと」をコンセプトとした生放送授業を毎日無料提供。過去の放送は録画授業として約7,300本公開中。法人向けには社員研修と自己啓発学習の両立を実現する『Schoo for Business』を提供し、学び続ける組織作りに貢献。登録会員数は約65万人、導入企業実績は2,100社を突破。
2014年から約20の大学・教育機関のDX化を支援。2021年9月には高等教育機関DXプラットフォーム『Schoo Swing 正式版』を提供開始。奄美大島と包括協定を行うなど、地方エリアへの遠隔教育普及によって実現する「未来の暮らし」の確立も進めている。


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