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花火vs.ドローン

全国的にも有名な大曲の花火は例年通り8月最終土曜日に開催される
もともとこの地域に鉄砲に長けた一族が住んでいて
火薬つながりで花火大会になったらしい。

その大曲の花火にドローンショーが組み込まれることになったらしい
花火師はどう思っているのだろう
少なからず危機感をもっているはず

費用について知識がなく恐縮だが
(大曲の花火は競技会だから主催者側の負担はもともと少ないらしい)
花火とドローンはどっちが安いのだろう
もしドローンのほうが費用的に有利ならば、
花火大会はどんどんドローン大会に置き換えられるのではなかろうか

花火大会は飛散する花火カスの問題や
消防法による実施場所の制限などで
きびしい状況にある

くわえて、花火大会の事故も数年おきに発生するし
花火工場での事故もある

これらの状況をかんがみると
多少、費用が高くつこうが
多くの夏のイベントで花火からドローンへのシフトが
進んでしまうのではなかろうか

花火もがんばって、ドラえもんやらハートやらを夜空に描いてきたが
いかんせん、どちら向きに花火が開くかは運だのみ
せっかく、きれいにドラえもんが開いたとしても
水平だったら残念な絵面にしかならない

そこにいくとドローンは
正確に主会場に向けて絵や文字を見せることができるし
さらには絵を動かすことだってできる

これとレーザーショーを組み合わせる
または
プロジェクションマッピングと組み合わせたら
もう花火の出る幕はないかもしれない

個人的に花火の魅力は大迫力の「音」にもあると思っている
腹の底にひびく「どーーーん」というは、やはり夏の風物詩なのだが

さて、花火vsドローンのゆくえは
どうなることか