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珍フィルムスナップ:FILM NEVER DIE SORA 200 × コスモス祭

 以前ご紹介したタングステンフィルム「FILM NEVER DIE UMI 800」の同シリーズに「SORA 200」というフィルムがあります。UMI(海)同様、日本語の「空」から名前が取られていて、ISO200というのもあり日中の撮影に適したフィルムとされています。

FILM NEVER DIE SORA 200

 こちらもかわいいデザインのパッケージで店頭に並んでいます。パッケージの色からも連想できるように、若干アンバーに寄った色味のフィルムなので、どこか懐かしい雰囲気の写真になります。真昼に撮影しても夕方のような風景になりますが、今回はあえて夕方に、それもコスモスをテーマに撮影してきました。

FILM NEVER DIE SORA 200 コスモス祭
FILM NEVER DIE SORA 200 コスモス祭
FILM NEVER DIE SORA 200 コスモス祭
FILM NEVER DIE SORA 200 コスモス祭
FILM NEVER DIE SORA 200 コスモス祭

 この時期隣町でコスモス祭が毎年開催されていて、去年めっちゃいい写真が撮れたので今年も来てみました。夕方なのでアンバーがより強調されている様にも見えますが、同じ暖色のコスモスを単体で撮るよりやはり空を入れて撮った方が、このフィルムの特徴を活かせるように感じます。ISO200なのでこの時期は日照時間との勝負ですね。

FILM NEVER DIE SORA 200 コスモス祭
FILM NEVER DIE SORA 200 コスモス祭
FILM NEVER DIE SORA 200 コスモス祭
FILM NEVER DIE SORA 200 コスモス祭
FILM NEVER DIE SORA 200 コスモス祭

 以前同じ暖色系の「KONO! Delight ART 100」を使いましたが、あちらほどガツンと寄った色味にならないのは使いやすくもあり、ちょっと物足りなさを感じるところもあります。とはいえ今回は夕方のコスモスなので、丁度良かったかもしれません。黄変アトムレンズ「Super Takumar 50mm F1.4」でも良かったかも。フィルム機で使う度胸無いですけど……


FILM NEVER DIE SORA 200 コスモス祭

 今回撮影で行った益子のコスモス祭は写真映えにこだわっていて、それっぽい小物がおいてあるだけではなく、群生するコスモスの間に入って行ける様に道が作ってあります。そのおかげで他の人が映り込みにくく、周りに障害物も無い為非常に撮影しやすい環境です。ただ元は田んぼなのでコスプレみたいな撮影は難しそう。

 なぜアンバーに寄ると懐かしさを感じるのか。富士フィルムのフィルムシミュレーションに「ノスタルジックネガ」という設定がありますが、これもアンバー寄りの色設定ですし。逆にブルーに寄ると都会的・未来的というイメージを持ちます。それが丁度「UMI 800」ですね。

【撮影情報】
フィルム:FILM NEVER DIE SORA 200
カメラ:minolta SRT Super
レンズ:Helios M44-2 58mm F2
      Super Takumar 28mm F3.5
撮影場所:栃木県益子市・高根沢町
撮影日:2023/10/15

おまけ(スマホで撮影)

FILM NEVER DIE SORA 200 コスモス祭
背景のソーラーパネルはどうにかならんのか……

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