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岩波書店から『被災者発の復興論 3・11以後の当事者排除を超えて』が刊行されます
岩波書店HPより
被災者らの声を排し、行政主導の公共事業によって変質した地域――。はたして、これが「復興」と呼べるのだろうか。被災者当事者である執筆者らは、コミュニティの維持や故郷の再生に向け、3・11以降、活動と研究を重ねた。被災者不在の復興の実態や要因を問い直し、いま自分たちの言葉で、あるべき地域の未来を構想する。
久しぶりの投稿です。。
来月3月8日に、岩波書店から『被災者発の復興論 3・11以後の当事者排除を超えて』が刊行されます!
岩波書店HP(https://www.iwanami.co.jp/book/b641547.html)
本についてですが、私自身は、山下先生に次ぐ編者として全体の取りまとめをさせていただき、各章の執筆も行っております。
また、この企画は阿部晃成さん(宮城県石巻市雄勝町雄勝地区)、市村高志さん(福島県双葉郡富岡町)、三浦友幸さん(宮城県気仙沼市本吉町大谷地区)の被災当事者のお三方を中心に結成された「3・11研究会」が進めてきました。
昨年の論文「復興の主体は誰か?」からの発展として、またそれ以前からさまざまにご活躍され、議論を尽くしてきたお三方がいて、さらに都立大・山下ゼミ生の力を合わせて、ようやくここまで辿り着きました。
そうした中で、私がこのような形で携われたことを誇りに思います。これからも、様々な、時につらい現実とも向き合いながら、研究を続けてまいります。
また、刊行にあわせて出版記念イベントを開催します。
昨年度の311オンラインイベント同様、関心のある方はぜひご参加いただけたら嬉しいです。
ご希望の方は、下記のURLから出席のご登録をお願いします。
https://forms.gle/BypLp3avN8KQYPvQA
本書の解説だけでなく、参加者とのディスカッションも企画しております。ぜひご参加いただけたら嬉しいです。イベントの詳細はこちらから。
岩波書店のページからは、本の内容紹介、目次、著者紹介、試し読みなどが可能ですので、ぜひそちらもご覧ください。
横山智樹
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