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ご挨拶(自己紹介)

「香りで世界を幸せにする」をテーマに、香りを活用したマーケティングをしているA10プラニング代表の小山信和と申します。
僕自身は大学から台湾へ留学し、20代は海外で仕事、帰国後30代はITを活用した教育事業へ取組み、その後、香りの協会プラスアロマ協会理事を務め、40歳で今の香り事業をスタートしました。
様々なビジネスシーンで新たな取組をチェックされている方へ、香りの活用方法に関する情報を発信していきたいと思います。

モノの価値を考えるきっかけ

①事件は台湾夜市
僕が留学で台湾へ行った時に、当時持っていたブランド財布(PRADA)を持っていたのですが、現地台湾の夜市にいくと、まさかの激安コピー品の山積みが。。しかもパッと見は正規品と区別がつかないのです。笑
ブランド価値ってなんだろう?と考えるきっかけになった出来事でした。

②LTV18年
一方で、僕のなかでブランド価値を18年維持しているのが、旅行用スーツケース「GLOBE -TROTTER」、デザインや頑丈さに定評がありますが、きっかけは2003年頃に日本橋三越で聞いた店員さんからの一言。
「まず旅行というのは、石畳を歩くような過去へのタイムスリップが出来る特別な時間である」というデザインや機能性よりも、"旅”の定義と製品の世界観に魅せれて購入しました。その後旅行用はずっとこれを使っています。世界観の共有がモノの価値(LTV)を伸ばしたのかなと思います。

「香りの価値」の気付きと創業

元々キャンドルや香りの情緒を好んで生活に取り入れていた訳ですが、仕事が多忙で体調を崩した時に、常用していた香りが受け入れられなくなることがありました。それでお店のスタッフさんへ相談すると想像以上に快適な香りで、使い続けることができました。香りがいかに人々の気分や体調に影響を与えるのかを改めて感じる経験となり、この出来事が事業への想いを強めるきっかけとなりました。

"香りは人に印象を与え、(また)印象を変える力がある”

香りで世界を幸せにする

今までは企業が製品の品質(実質的価値)を言語化し、市場での差別化を示してきましたが、市場に情報があふれ、新たな価値訴求として企業理念や世界観を伝える「情緒的価値」訴求が生まれています。
感情の75%は匂いに影響を受ける。という調査結果*1があるとおり、香りを使った空間はその場所を印象的に引き立たせることが可能です。*1「五感刺激のブランド戦略」 (マーチン・リンストローム/ ダイヤモンド社/ 2005 年)

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〜掲げたVISION〜
「香りで世界を幸せにする」

形のない香りは、ときに曖昧で抽象的に捉えられます。それで僕らは非言語である「香り」をINDEX化(見える化)することで、香りの目的と効果を可視化し、その結果を応用していきます。

数年後には日本の施設やオフィス、リモートワーク空間にも香りがあることが当たり前になると思います。海外では"Logo in the air”という言葉があるように、香りの役割は快適性だけでなく、人へのメッセージやコミュニケーターとしての機能を果たしています。このようにビジネスへ創造性を加えていくことは本当に楽しい取り組みです。

ビジネスシーン×香り

香り活用をするビジネスシーンはたくさんあります。
従業員向けの福利厚生、社内のインナーブランディング、周年記念イベント、顧客向けのマーケティング、セールスプロモーションやリテンション、展示会など多くの用途が存在します。

2019年に、あるIT企業さんの展示会でサービスの認知拡大へ向けて、展示ブースでの香りの活用を実施させていただきました。取組は東京ビッグサイトや幕張メッセなど、1年で4回の実施し、来場者への認知向上効果だけでなく、現場で働くメンバーのモチベーションにも寄与するなど、新しい発見を多く得られました。その後、オフィス内でも活用シーンを広げていただいています。

このようなビジネスシーンでは、目的と用途に応じて最適な香りが求められます。例えば、何度も嗅ぎたくなる香りのために、香りの強度を少し弱めることや、心地よい香りと感じるために、素材には日本固有の在来種の香りをブレンドするなどもあります。

香りが社会に貢献できること

コロナウィルス感染拡大によって働き方は急激に変化し、継続的な活動自粛などストレスの要因となるものが一気に社会を襲った気がします。それで、「今このときに何か社会へ役立てることが出来るないか」。と思い、ビジネスパーソンへの応援プロジェクトを実施しました。
この取組をとおして、OFFタイムではないONのときも、香りの楽しみ方や使い方が広がり、皆さんの日常へ幸せの貢献ができたら嬉しいです。

取り組み内容

1、社会貢献
リモートワークや活動制限など、新型コロナウイルスの感染拡大による業務環境の急速な変化に直面しているビジネスパーソンをサポートするために、オリジナルのアロマスプレー「和- NAGOMU-」を1,000本無償提供。
2、効果検証
本プロジェクトの効果検証(仮説考察)のために、ユーザーアンケートを実施
1、特定の条件(素材・香り濃度)を満たすアロマスプレーは仕事環境で効果を発揮する
2、メッセージ機能をもつアロマスプレーはビジネスシーンに有用なツールである

noteでは香りの活用に関する情報を発信していきたいと思います。
小山信和 拝

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