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プロフィール写真・動画にコメントをつけられる機能を追加しました!

こんにちは!マッチングアプリ「Sceneを開発・運営しているタカちゃんです。

Sceneを初めて知る方が多いと思いますので、まずはサービスコンセプトや機能など基本的な説明を行った後、今回追加した「投稿したプロフィール写真・動画にコメントをつけられる機能」の開発背景についてお話しいたします。

1. Sceneとは

Sceneとは「3分話したら遊びに行ける」をコンセプトに、初回デートから好みのデートを行えるマッチングアプリです。

以下の3ステップでデートまでの流れをサポートしております。

1. 気になるお相手に対して好みのデートを提案
2. 提案が承諾されたら、3分間のビデオ通話を実施
3. ビデオ通話後、お互いの了承が得られた場合はデートへ進む

サービスの特徴としては、上述の通り「デートでマッチング」「3分間のビデオ通話」がありますが、もう一つ「プロフィールに画像だけではなくショートムービーを投稿できる」という特徴も備えております。

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2. リリース後の問題

リリース後は様々な問題に直面しましたが、その全てを説明しようとすると何本も記事がかける分量となってしまうので、別の機会にしたいと思います。笑
今回はプロフィールに投稿できる写真・動画(以下「マイシーン」と記載)まわりの話に限定してお話しします。

リリース前の想定
マイシーンは、投稿者自身の写った写真・動画はもちろん、その人が普段目にしている景色など日常の一部を切り取ったような様々な写真・動画を投稿してもらうことを想定しておりました。

マイシーンがプロフィールにあることで、見る方はその人の人柄やその人と実際にデートをする時のことを連想しやすくなり、デートまでの距離を近づけられるようになることを期待しておりました。

問題は何か?
リリース直後はほとんどのユーザーはマイシーンを1枚、しかもほとんどが画像のみの投稿となってしまっておりました。

そのため安直に「投稿数や動画比率が少ないために、マイシーンによって人柄やその人との実際のデートへの連想がしにくい」と考えユーザーオンボーディングの強化を行い、投稿枚数や動画投稿数を増加するような改善をしていきました。

しかし、オンボーディングの強化後、仮説検証のため何人ものユーザーにヒアリングを行いましたが、多くのユーザーが「マイシーンによって人柄や実際のデートへの連想がしやすくなる」という感覚を得られておりませんでした。それどころか、「全く見ず知らずの人のよくわからない動画を見ても・・・」、「顔が映ってない写真・動画は参考にならない」、「結局写真だけみて顔判断になりやすい」といったネガティブな意見も何件かいただきました。

ユーザーが投稿する写真・動画の数が少ないことももちろん問題ではあったのですが、上記の仮説に対する本質的な問題は「写真・動画単体ではその人の人柄を見出すには不十分であり、デート時の情景が浮かぶほどの情報にはなっていなかったこと」 だったのです。

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顔が映っておらず、景色だけの写真・動画だけだと何も伝わらない

3. 今回開発した機能

ユーザーヒアリングで問題が特定ができたため、次は打ち手です。

私たちは新たに「マイシーン投稿時にコメントをつけられるようにすることで、写真・画像の一つ一つから人柄が浮かぶようになり、実際に会う時のイメージが付きやすい」という仮説を持ち、マイシーンにコメントをつけるというシンプルな機能開発を進めました。

他のマッチングアプリをいくつか確認したところ、観測した中ではどのサービスもプロフィール画像自体にコメントをつける機能はありませんでした。また画像をたくさん投稿しているユーザーの中には、自己紹介文に「1枚目はXXしていた時の写真です。・・・6枚目はXXしていた時の画像です。」という記述をしている人も何人か見受けられ、Sceneのみならずマッチングアプリ一般でも一定需要があることが確認できました。

私たちが行ったのはこの部分の仕組み化に他なりませんが、Sceneというサービスにとって、この機能はデートまでの一貫した体験を作るのに不可欠な要素になると考えております。

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景色の写真でもコメントがはいることで、その人の人柄が伝わる写真になる

4. 最後に

色々と書いてきましたが、まだ今回の機能で問題が解決できるかどうかも仮説の段階に過ぎません。機能のリリース後も仮説検証を繰り返し、もしまだ問題が解決できないのであれば、またそこから学び、実験し、分析するというサイクルを高速で回していくことになります。

まだまだ未熟なサービスですが、この改善サイクルを回していき、より高い価値を提供できるサービスを作っていきます。

長くなりましたが、以上になります。最後までお読みいただきありがとうございました!

引き続きSceneをよろしくお願いいたします。

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