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凡人作曲家のススム道〜工夫とチャレンジ

こんにちは、スキャット後藤です。フリーランスの作曲家です。

「凡人作曲家のススム道〜工夫とチャレンジ」


突然ですが、定期購読マガジンの名前を変えました。よりたくさんの人に役立つnoteにしたいと思い、このタイトルにしました。

凡人作曲家が、仕事を獲得するために、自分の理想の作曲家に近づくためにどんな工夫をしてるのか、新しいスキルを身につけたり、これからの時代に備えてどんなチャレンジをしてるのかをnoteに記録していきます。内容的には今までと変わらないです。作曲家として生き抜くための戦略の話、制作の裏側の話など、同業者のプラスにもなるようなことを積極的に書いていこうと思ってます。読者の方々の選択肢が少しでも広がるキッカケになれればと思ってます。凡人でもやり方次第ではいろんな可能性があると伝えたいと思ってます。

昨日ふと思ったのです、すごく当たり前の話なんですが、「音大卒業してると作曲家になった時に学んだことが沢山活かせるんだ、、、」って。僕は工学部だったので学校で学んだことが今の仕事に全然活かせてません。早い人だと高校から音楽系の学校行ってたり、3歳くらいからピアノ習ってる人もいるし、そういう人とはそもそもスタートが違うなぁと…僕はただなんとなく趣味で適当に機材触って作曲してただけ。スタートが違いすぎて、、、、そんな感じで改めて凡人であることを自覚したのです。でもまぁ、仕事はじめて30年もあったわけだし、勉強や努力を避けてきたのは僕のせいでもあるのですが、、、。独学ですごい作曲家になる人もいるわけですし。

まわりには凄い作曲家が沢山います。Netflix見てても、アニメ見てても、テレビCM見てても、「僕にも作れる!」って思えるような曲の方が少ないです。いや、ほとんど作れる気がしない。オーケストラ曲聴くと「あ、僕には120%無理だ」って思います。それでもなんとか自分が出来ることを形にして、なんとか前に進まないといけないのです。

凡人である自覚はあります。ケタ違いの努力してきたスキルもある、センスのある天才的な人が身近に沢山いるので、自分が凄くないのは一目瞭然です。

なんか「凡人!凡人!」ってずっと言ってますが、全然ネガティブに感じてません。この仕事してるとわかるのですが、実は業界にいる人の多くが凡人です。有名ですごい作品ばかり目につくので天才が多い印象ですが、エンタメは天才だけで支えられてるわけではなく凡人がほとんどです。少しずつ勉強したり経験を積んでほんの少しずつ成長してます。

自分が凡人であるということを自覚してからがスタートだと思います。強者がたくさんいる中で、僕みたいな凡人が生きていける場所を見つけるのが楽しいです。自分の個性を見つけたり、ポジションを探したり、新しいスタイルを手に入れたり。凡人が「天才」になれる場所を探すみたいな感覚があります。僕は「天才」を諦めてない凡人です。

このnoteでは引き続き、少しでも理想の作曲家に近づけるための工夫とチャレンジを記録していきます。今までやってきた工夫(戦略)とチャレンジも書いていきます。何かしら皆さんのお役に立てればいいなーと思ってます。52歳だけどまだまだいろんな可能性を諦めたくないし、まだまだいろんな場所で音楽活動していくつもりです。前に進むために、日々出来ることを増やしてます。

ということで、マガジン名の変更のお知らせでした。今後ともよろしくお願いします!!ぜひ定期購読おまちしてます!!

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42歳でテレビの連ドラ劇伴デビューした作曲家・スキャット後藤の有料note。フリーランス作曲家が何を考え何をしてるのか、制作の裏話などを中心に記事にしてます。 スキャット後藤

ここにしか書けないリーランス作曲家の話。作曲の仕事がしたい!作曲の仕事が増やしたい!という人のためのマガジンです。やり方次第で凡人でも作曲…

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