「オバケ屋敷が癒しになる」のは本当かもしれない・・・【幽霊ゾンビさんの著作を読んで】
昨日の記事で、なかば冗談で
「オバケコンテンツは世界平和に貢献する」
というようなことを書きましたが、以下の本を読んで、冗談ではなく、本当にオバケには悩める人への癒しの力があるのかもしれないと思いました。というのも、、、
台場怪奇学校の舞台裏を記したこの本の白眉が、「自殺して生首だけのオバケと化した」という設定の「みっちゃん」というキャラを登場させたところ、
「自殺したなんてかわいそう。私も自殺したいと思ったことがあるの。みっちゃん、悩みを聞いて!」
などなど、お客さんの同情と共感を一気に集める人気キャラになってしまったエピソード。「みっちゃんファンのつどい」なるイベントまで開催されたらしく。
悩み相談に乗ってあげるオバケ役って・・・オバケ役者さんも大変ですね。アドリブ能力が求められる世界だなー
※「わたしの首にかけて保証するわ!」には笑いましたけど(上掲書120ページに出てくる名セリフ)
その他にも、「お前、一人でオバケ屋敷へ入ってこいよー」といじめられて入ってきた女の子を慰めてあげるオバケさんたちの話とか、あたたかいエピソードが盛り沢山。
著者の「幽霊ゾンビ」は、M-1グランプリにもチャレンジした、平野ユーレイさんと齊藤ゾンビさんの二人ユニットです(残念ながら解散しました)。
この本を読む限り、人情あふれる温かい人たちなのかな、と思いました。
オバケコンテンツには癒しの力がある、私の持論、きっと間違いではない、、、もちろん、コンテンツのクオリティに依存しますが
ちなみに平野ユーレイさんは、世界のお化け屋敷を巡る旅に出た際、メキシコを訪問した模様。その記録もネットに上がっています。スペイン語学習者としては、メキシコとの「オバケ交流」の話も好感度大、なのでした。
私もメキシコのお化け屋敷いってみたいなー。怖そうだけど
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