見出し画像

【SF映画を見ましょう!】『イベントホライズン』とかいうドエライ怪作のこと!

私はちょいとトクをしたかもしれません。

この怪作を予備知識ナシで観ましたからね

最初はてっきり、科学考証の厳密な宇宙探査モノ、「怖い」と言われているのはてっきり【アポロ13】や【ゼログラビティ】のように「いかに地球へ生還するか」のサバイバルドラマになるかはだと勘違いしてました。

全然ちがいましたねー

まずこれ厳密にはSFじゃないですね

宇宙を舞台にしたグログロのホラーですね。いま調べてみたら、クライヴ・バーカーが制作に絡んでたらしいですね。あー、言われてみればバーカー色ありますね。

宇宙船の中で次々に起こる怪現象の正体が、わかってみれば、

「なんじゃそりゃー!」

と松田優作が殉死しそうな、突拍子もない急展開になるのですが、

でもこれ、ホラー好きなら、やりたかったことは理解できました、「宇宙船を舞台にしたラブクラフト系」ってことですよね??

で、面白いのが、デザイン面でして、

・途中でラテン語のメッセージが出てきたり、

・最新鋭のはずの宇宙船の「コア」が中世錬金術を思わせるような不気味な記号だらけの球体だったり

とことん、西洋オカルトの雰囲気とSFぽい舞台を合体させてるのです

SFファンからもホラーファンからもともに注目されにくい、微妙なところを押さえに行ったせいで、商業的には大失敗だったそうですが、

なるほど!ラブクラフトやクライヴ・バーカーやが好きな人はとても理解できる路線だし、

私としてはかなり好意的にとらえております

ただし、怖さはかなり強烈。

イベントホライズンで怪現象に囚われた者には、「死ぬ」とか「殺される」とかがはるかに「マシ」と感じられるような、超絶な運命が待つのでした。

「殺される」「食べられる」「生きたまま閉じ込め衰弱死する」等あった過去のホラー映画の「犠牲者」のあり方の中でも、指折りの「嫌なやられ方」じゃないですかね、【イベントホライズン】で犠牲になった人たちの「その後の運命」て、、、!


子供の時の私を夜な夜な悩ませてくれた、、、しかし、今は大事な「自分の精神世界の仲間達」となった、夢日記の登場キャラクター達と一緒に、日々、文章の腕、イラストの腕を磨いていきます!ちょっと特異な気質を持ってるらしい私の人生経験が、誰かの人生の励みや参考になれば嬉しいです!