ギリシャ人の先生に「ミキス・テオドラキスを知らない」ことで怒られてしまったハナシ
この9月(2021年9月)、偉大な現代ギリシャの音楽家、ミキス・テオドラキス(Μίκης Θεοδωράκης)が亡くなった。
大きな足跡を遺した巨人の死を前にギリシャ人としてとても哀しい、、、
、、、というハナシを、先週のギリシャ語レッスンの時にネイティブギリシャ人の先生にしみじみ話されたのですが、それに対する私、
ミキス・テオドラキスってだれ?
という素朴な質問をしたら、大変なことになりました。
「ギリシャ語を勉強しているのにΜίκης Θεοδωράκηςを知らずに生きているのはナニゴトだ!」と怒られた、、、というのは冗談ですが、
現代ギリシャ人というものをご存知の方ならわかりますよね。本来のギリシャ語レッスンの開始時間を大幅に遅らせて、「Μίκης Θεοδωράκηςとはどういう人か」の特別講習、というか、アツーいトークが30分くらい続きましたw。
しかし、私自身もギリシャ音楽というものに初めて触れることができたので、この予想外の特別講習、なかなか、よかった。ミキス・テオドラキスさんは、映画『その男ゾルバ』のテーマ曲を作曲した方なので、日本でも映画好きな人なら「あ、この曲知ってる!」となるかもしれない。
ちなみに、以下が、レッスンが終わった後に(頼んでもいないのにw)メールで送られてきた、私のギリシャ語講師オススメの、ミキス・テオドラキス音楽動画集となりまする。こちらにもリンクを貼っておきました↓
以下は全集的な動画なので、ちょっと長いです↓
しかし有名なのは、やはり、『その男ゾルバ』のテーマ曲。なんとも民俗音楽的な情緒、日本人である私にも、なぜか、どこか、懐かしく感じられる不思議な名曲なのでありました。↓
96歳での大往生だったとのこと。ご冥福をお祈りしつつ、ミキス・テオドラキスさんの名前、この機会にしっかりと覚えておこう!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?