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『怪談のシーハナ聞かせてよ。第弐章』全怪談をレビューする#01:「バス停」「辻占」「見つけて…」「三人の小人」「トンネル」

以前、以下のマガジンで、怪談番組『怪談のシーハナ聞かせてよ。』第一シーズンの全エピソードのレビューをやり遂げましたが、

第二シーズン(第弐章)が完結したところで、

第弐章の全エピソードについてもレビューを入れていこうと思います!

第一回目の今回は、2018/10/08放送分の五本をとりあげます。語り手は上間月貴さん、朱雀門出さん、大赤見展彦さんでした。

※なお例によって、◎、○、▲は私の主観でのポイント付けですので、あくまで参考程度としてください!

「バス停」

トワイライトゾーンとか、世にも奇妙な物語とかを想起させる不気味な田舎のバス停のハナシ。何をもっても上間月貴さんの語りの巧さが第一シーズンから引き続き聴けることが嬉しいや!(○)

「辻占」

朱雀門出さんによる、怖いというよりかは、フシギなハナシ。ところでこの占い方法は、科学的に説明できなくもなさそう、、、な気もするけど、野暮だからそれはやめておこう。(○)

「見つけて…」

これは好みの問題というか感受性の問題なのですが、大赤見展彦さんが語るとなんだかコントのように面白おかしく聞こえてしまう。そういう意味で、私はいまいち「怪談っぽくない」と思ってしまったハナシ。(▲)

むしろこの怪談が終わったあとの、糸柳さんの「幽霊というのはたしかに、どうも、映画に出てくる貞子とか呪怨みたいな真っ白な姿をしているらしい」という解説が興味深かった。

「三人の小人」

後味の悪さが強烈すぎてちょっと引いてしまいました、、、これも好みの問題。気持ち悪くて仕方ないハナシ。(▲)

これも、怪談が終わったあとの、糸柳さんの「夢の共有」をめぐる解説がむしろ面白い!

「トンネル」

この放送回でいちばん「怪談らしい怪談キタ!」という感じがしたハナシかな。ただし、最後の窓の外にいるヤツは個人的には「無関係な霊」説をとりたい。どちらにしても怖いオチですけどね。心霊スポットに乗り込んだらヒドイ目にあったという、定番といえば定番パターン、安定といえば安定パターンで、大赤見さんの語りも緩急がハズんでいてよかった!後半から大声を上げて脅かしてくる手に切り替えたのは、アシスタントの鉢嶺杏奈さんのリアクションがステキすぎたからかもしれませんw。狩野英孝さんのビビリっぷりの良さもこの番組の大事な好感度ポイントですよね!(◎)

、、、という次第で、少しずつですが、『怪談のシーハナ聞かせてよ。第弐章』のレビューを書きためていきます!

怪談を愛する方々、今後とも何卒、よろしくお願いします!

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子供の時の私を夜な夜な悩ませてくれた、、、しかし、今は大事な「自分の精神世界の仲間達」となった、夢日記の登場キャラクター達と一緒に、日々、文章の腕、イラストの腕を磨いていきます!ちょっと特異な気質を持ってるらしい私の人生経験が、誰かの人生の励みや参考になれば嬉しいです!