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【夢日記作家の読書メモ】日本文学では内田百閒がやはり好きだがその世界観はとても真似できない!!

昨日の「ブエノスアイレス」についての記事で熱く語った通り、

実は私が、夢日記を書くときに、「夢の世界の描写」や「夢の世界の世界観」を参考にしてるのは、アルゼンチン幻想文学からの影響だらけだったりします(だから、ビオイ=カサーレスとかアンデルソン=インベルとかオカンポとかを読んだことのある人なら、細かいところの私の「モトネタ」には気づくところ多々ありそうな)。

しかしアルゼンチンを抜きにして、「日本文学」で、私が一番影響を受けている人を探すとなると、それはもう内田百閒先生となるでしょう。

ただし、内田百閒先生はあまりに表現世界が特異すぎて、真似しようにも真似できるところが何にもないw。少しでも内田百閒先生を意識したら、内田百閒ワールドそのもののパラディにしかなりえない。

それだけ特異で個性あふれる作家が日本にいてくれたことは本当にすごいし、海外の人にもススメたいのだけど、読めば読むほど、内田百閒世界って日本語で読まないと伝わらないんですよねw

という私からの敬愛を込めて、今日は内田百閒の「とおぼえ」の一場面を、イラストに描いてみました↓

「恐怖と哀愁の内田百閒」収録の短編作品『とおぼえ』のワンシーンから描いてみました


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子供の時の私を夜な夜な悩ませてくれた、、、しかし、今は大事な「自分の精神世界の仲間達」となった、夢日記の登場キャラクター達と一緒に、日々、文章の腕、イラストの腕を磨いていきます!ちょっと特異な気質を持ってるらしい私の人生経験が、誰かの人生の励みや参考になれば嬉しいです!