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夏に見たいSF映画?とりあえずタルコフスキーの『惑星ソラリス』でいかがでしょう?

それにしても、SF好きを自認する私が、「もっとも好きなSF映画三選」のような話をする時、

『惑星ソラリス』の話をしても、

もはや知らない人が多いことに驚いてしまう。

とりあえず、

アンドレイ・タルコフスキー監督を熱愛している私は、さすがの映画好きの中でも、いまや変わり者なのだと認識しました。

いまどき『ソラリス』といえば、

ジョージ・クルーニーが主演した、ハリウッド版のほうがまだ認知があるのかな?

しかし!

私の頭の中で、『ソラリス』といえば、タルコフスキー版の方です!

そりゃ、万人に勧められる映画ではないですけどね。

とにかく、難解、不可思議、そのうえテンポもスローモーなので、いまどきの波瀾万丈なスペクタクル映画に慣れている方には、とても退屈で意味不明映画に見えるかもしれない。

どういうわけか「未来の都市」の風景に、当時の日本の東京の夜景が使われているのが、日本人映画ファンの間ではギャグシーン扱いだしね、、、

まあ、確かに、とつぜん昭和の東京の街並みが出てくるところは私も何度見てもちょっと笑ってしまうけど。

日本を訪問した時のタルコフスキー監督が、「オオ!この景色は、私のイメージする未来都市にピッタリだ!」と喜んで緊急撮影したそうですw。でも日本人がこのシーンを見ると、「ファミリアって看板がばっちり映ってるw」と思わず笑うてしまうのですな、、、

ですが!

そんなふうに、もはや古い映画、昔の映画と言われる『惑星ソラリス』ですが、

どうですかねえ?まだ見たことのない人も、一度、この夏休みにチャレンジしてみては?

少なくとも、

水がヒタヒタと流れるシーンがたくさん出てくるので、涼むのにもよいと思うのですが、、、いかがでしょう?

あと、

タルコフスキー監督は、もはやオカルト映画すれすれなくらいに「神秘主義的」な解釈でこの映画を作っていますが、よくも悪くも原作小説とはベツモノに仕上がってる映画、ともいえる、、、

ので、

SF好きな人は、やはり、

いつかは原作小説に直接チャレンジしてみてください!↓


子供の時の私を夜な夜な悩ませてくれた、、、しかし、今は大事な「自分の精神世界の仲間達」となった、夢日記の登場キャラクター達と一緒に、日々、文章の腕、イラストの腕を磨いていきます!ちょっと特異な気質を持ってるらしい私の人生経験が、誰かの人生の励みや参考になれば嬉しいです!