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【紙の本で読むべき名作選#10】懐かしのゲームブック「ソーサリー!」で電子書籍を越えてゆけ!

イギリスのゲームデザイナー、スティーブ・ジャクソンさんをご存知でしょうか?かつて流行した「ゲームブック」のパイオニアにして、ゲームブック史上最高傑作と名高い「ソーサリー!」を世に出した方です。

※ちなみにゲームブックというのは、「東へ進むなら◯◯ページへ、西へ進むなら◯◯ページへ進め」云々と分岐していく、あれです。

『ソーサリー!』は全四巻の大作であり、剣と魔法が飛び交う、まさに「これこそイギリス産ファンタジー!」と叫びたくなるような雰囲気の大冒険の書。私は小学生の時、本作を狂ったように何度もプレイしておりました。

大人になった今、その英語版がリバイバルされたと知り、わざわざ洋書で取り寄せて英語でプレイしてみた次第!

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うまい具合に細かいところを忘れていて、見事に何度か死にましたが(!)、いやあ、大人になってからやってみても十分に面白い!

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こちら「ソーサリー!」も電子書籍化はされているようですが、ゲームブックこそ、「電子書籍化したら魅力が半減するもの」の一つではないでしょうか?冒険の途中で得た情報を手元のノートにメモしながら、サイコロでモンスターと戦いながら、ページを行ったり来たり巡っていく、あの感覚は、今でも忘れられないものです!

と、調べてみると、『ソーサリー!』は日本語版も最近、新デザインに一新されリバイバル出版されたようですね!↓

シャムタンティの丘でゴブリンやジャイアントと戦い(第一巻)、城塞都市カーレの迷宮を抜け(第二巻)、七匹の大蛇との対決に打ち勝ち(第三巻)、マンパンの魔王から「諸王の冠」を奪還するまでの(第四巻)、壮大なアドベンチャー!

時にはサイコロとノートを用意して、アナログな「ゲームブック」の良さを再確認してみるなど、いかがでしょうか?

※本記事は以下、「紙の本で読んでほしい名作選」マガジンの一記事となります↓


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